安倍官邸が恐れていた“陸自の前川”・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■稲田大臣と真っ向対立 安倍官邸が恐れていた“陸自の前川”
2017年7月29日
8月3日の内閣改造まで居座るとみられていた
稲田朋美防衛相が28日、正式に大臣を辞任した。
自衛隊内部から追い落としの“リーク”が頻発し、
追い詰められた末の辞任だった。
稲田大臣の嫌われ方はハンパじゃない。
稲田防衛相が「日報隠蔽」に関わっていたのか
どうか――。
自衛隊と稲田大臣は真っ向から対立している。
陸自は特別監察の調べに対し、2月上旬に行われた
会議の場で、稲田大臣に日報の取り扱いについて説明
したと証言し、稲田大臣は「報告を受けた認識はない」
と否定。
特別監察は「日報データの存在について何らかの発言
があった可能性は否定できない」と玉虫色の結論となった。
安倍官邸は、稲田大臣を嫌う自衛隊から
“第2の前川喜平”が現れることを心配していたという。
自民党関係者がこう言う。
「日報隠蔽に稲田大臣が関与したかどうかは、加計疑惑
とまったく同じ構図です。片方が“加計ありきだった”と認め、
片方が“加計ありきではない”と否定している。当事者の
認識が百八十度違う。安倍官邸が恐れていたのは、野党
から『稲田大臣が嘘をついているのか、陸自が嘘をついて
いるのか、両者から話を聞く必要がある』と陸自幹部の
参考人招致を要求されることでした。国会に呼ばれた
陸自の幹部が『私は大臣に日報のことを報告しました』と、
堂々と陳述する恐れが強かったからです。自衛官は率直
だし、ただでさえ稲田大臣を嫌っていますからね。前川喜平氏
のような男がもう1人、現れたら手に負えませんでした」
■蓮舫氏代表辞任で自民党に安堵感
ところが、民進党の蓮舫氏が代表を辞任したことで
懸念はなくなったという。
「これまで民進党は、閉会中でも安保委を開くことと、
臨時国会の早期開会を強く求めていました。押され
気味の安倍官邸は、安保委を開くことを認めざるを
得なかった。臨時国会も8月末の召集も予想された。
稲田さんも安保委に出席する予定でした。ところが、
民進党の蓮舫代表が突然、辞めたことで閉会中の
審議は事実上なくなった。新体制がスタートしてからだ、
と自民党は絶対に応じない。臨時国会の召集も、
民進党の代表選が終わる9月中旬以降になるのは
確実です。これでは第2の前川喜平氏も現れない。
安倍首相は防戦一方でしたが、これから1カ月半、
野党に攻められることはなくなった。安堵感が
広がっています」(政界関係者)
【転載終了】
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こんな時に・・・が卒直な気持ちです。
決して蓮舫氏を評価しているわけではありませんが、
大事な局面で何をやってるんだということです。
しかも、蓮舫氏が辞任したら新しい力が出てくると思ったら、
またしても旧民主党をだめにした名前が出てきています。
この党は何もわかってませんね。
小沢氏がいなくなったらただの烏合の衆でしかありません。
志のある民進党議員は民進党を捨て、
「自由党」に合流すべきですね。
民進党の弱点は、政局を読める人がいないからです。
要するに、政治家としてはど素人集団ということです。
そういう観点から見れば、自民党は一枚上手です。
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