大学4年で何も身につけない日本の若者・・・
Business Journal
【転載開始】
大学4年で何も身につけない日本の若者、
貧国ミャンマーの若者のやる気に圧倒的敗北
※抜粋転載
■勉強熱心な若者
さらに感銘を受けたのが、若い人たちの勉強熱心さだ。
私たち一行は、若い人たちにさまざまな教育を無料で
行っているという寺院も視察した。
寺院が寺子屋のようにして無料で若者に教育するのは
ミャンマーの伝統らしい。
そこでは外国語、IT、そして会計までも教えており、
10代後半から20代前半の高卒もしくは大卒ぐらいの
多くの若者が学びに来ている。
その日の教室はぎっしり満員で、おそらく200人くらいは
いたと思う。
それでもちょうど学期の変わり目の時期で
「今日は集まりが悪い」とのことだったから、実際は相当
多くの若者が学びに来ているようだ。
私たちが見せてもらったのは日本語のクラスだった。
ミャンマーでは今や日本語は英語と1、 2を争う人気
外国語だそうだ。
それは日系企業に就職したい若者が多いことを意味
している。
何より驚いたのは、学生たちの熱心さだ。
流暢な日本語を話すミャンマー人の先生の説明に熱心に
聞き入り、先生の後について全員が大声で日本語を復唱
していた。
それだけ多くの学生が大声で復唱する様は圧巻だ。
ユーモアあふれる先生なので、教室には笑いも絶えない。
早ければ小学校高学年ぐらいから斜に構えて授業に
臨む日本の子供たちとなんと違うことか。
そういえば、数年前にベトナムにあるとある日系メーカの
工場を見学させてもらったとき、そこの日本人工場長が
「ベトナム人の若者は本当に勉強熱心です。日本の若者に
見習わせたいくらいです」とおっしゃっていた。
そして、こうおっしゃった。
「ベトナム人は、がんばればがんばっただけ、今日より明日
のほうが確実に豊かになれると思っている。そう信じられる
国なんです。だからがんばるんです」。
翻って日本はどうだろう。特に大学生を見ていると、
彼らはごく一部を除いて本当に勉強しない。
授業にはろくに出ず、先輩や友人のネットワークから得た
情報で適当にレポートや試験をクリアし、単位を取って
卒業していく。
卒業しても、専門性はほとんど何も身に付いていない。
そうなってしまうのは、「勉強したからといって、その後の
人生がどうにかなるわけでもない」と潜在的に感じている
からだろう。
そう感じてしまうほど成熟した国になったともいえる。
一方で、大学がその後の社会人人生に役に立つ教育を
提供できているのかという問題もある。
その後の人生に役に立つのかよくわからない勉強など、
誰もまじめに勉強するわけがない。
日本の道路はきれいに舗装され、停電などめったに
起こらない。
電車は分刻みで驚くほど正確に運行され、行政サービスも
しっかりしている。
日本は非常に豊かな国であり、それはとても素晴らしい
ことである。
しかし、それは先人の方たちの努力によるところが大きい。
そうやって手に入れた豊かさに甘えてろくに勉強しない
若者と勉強させない大人は、金持ちの家に生まれた
ボンボンとその親のようだ。
ミャンマーの若者がやっている勉強のレベルは決して
高くないので単純比較はできないが、それでもやる気と
活気に関しては、日本の若者は明らかにミャンマーに
負けている。
ベトナムの日本人工場長が「日本の若者に見習わせ
たいくらい」とおっしゃった気持ちもよくわかる。
(文=金子智朗/公認会計士、
ブライトワイズコンサルティング代表)
【転載終了】
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別の記事でこのようなものがありました。
新卒採用市場における外国人採用が徐々に増えている。
外国人留学生の日本企業への就職者数は2003年は約3800人
だったが、14年には約1万3000人と3倍に増加している。
日本語はできなくても優秀なエンジニアを積極的に採用し、
戦力化している企業もある。
日本も移民政策に傾倒していくようですが、
EUの混乱は此の移民政策でもあります。
ブルーカラーが移民に仕事を奪われているということの
様ですが、実はこの記事のようにホワイトカラーも安泰では
ないのです。
外国人を採用する主な目的は、
(1)優秀な人材を確保するために日本人学生と同様の
選考基準で採用する
(2)海外の取引先に関わる部署への配属などグローバル
要員として採用
(3)異文化人材による会社の活性化への効果を期待
の3点だそうです。
気付いたら、「大手企業幹部は外国人経営になっていた」、
ということも予測されます。
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