安倍首相“9・25電撃解散”でモリ・カケ封じか?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■反乱軍に狼狽 安倍首相“9・25電撃解散”でモリ・カケ封じ
2017年8月27日
「安倍1強」が音を立てて崩れはじめている。
とうとう、自民党内から安倍首相を公然と批判する
動きが出てきた。
安倍首相に不満を強める中堅議員30人が「反アベ」
の議員連盟を結成したのだ。
安倍降ろしが加速するのは間違いない。
自民党の中堅議員30人が結成したのは、
「日本の明日を創る会」と称する議員連盟。
25日、初会合を開き、初日は約20人が出席した。
メンバーには平沢勝栄氏(⑦)、山本拓氏(⑦)、
後藤田正純氏(⑥)、渡辺博道氏(⑥)、
桜田義孝氏(⑥)……と、
当選を重ねながら一度も大臣になれない
「入閣待望組」がズラリと並んでいる。
8月3日に行われた内閣改造の時も、大臣になる
ことを切望していたが相手にもされなかった。
安倍首相を恨んでいる面々である。
初会合から「与党だからといって首相に白紙委任
状は出せない」「自由闊達な党内議論が失われて
いる」「この勉強会がモノを言う場になればいい」
「地元では凄まじい逆風が吹いている」と、安倍
首相への批判が吹き荒れた。
これから、2週間に1回、有識者を招いて安倍政権
に対する苦言を聴いていくという。
「反アベ」の受け皿になっていく可能性が高い。
安倍1強が盤石だった頃には、考えられなかった
ことだ。
「議連に集まったメンバーの多くは、『国民から嫌わ
れた安倍首相では選挙に勝てない』『自分たちも落選
してしまう』と本気で危機感を強めています。実際、
首都圏出身の議員が多いだけに、小池新党が国政に
進出したらことごとく落ちてしまうでしょう。彼らのベスト
シナリオは、9月25日に臨時国会が開く前に安倍首相
を辞めさせ、新しい総理総裁の手で、小池新党の選挙
準備が整う前に解散・総選挙をすることです」
(自民党事情通)
■乾坤一擲のワンチャンス
党内に「反アベ」集団が結成されたことで、
安倍首相が慌てているのは間違いない。
ただでさえ、9月25日からスタートする臨時国会では、
安倍首相は火ダルマになる可能性が高い。
「加計疑惑」も、「森友疑惑」も、次々に新しい疑惑が
飛び出しているからだ。
建設中の加計学園獣医学部の「建築図面」が流出し、
校舎の最上階にワインセラーつきの宴会場を造って
いることも発覚した。
野党が攻め立てるのは確実である。
国会がはじまったら安倍首相の支持率は、
さらに下落していくに違いない。
もし、10月22日に行われる青森、新潟、愛媛の
「トリプル補選」で負け越したら、安倍首相は
“電撃辞任”に追い込まれてもおかしくない。
実際のところ、トリプル補選で3敗する可能性も
ゼロじゃない。
安倍首相の周辺がこう言う。
「安倍首相にとって乾坤一擲のワンチャンスは、
9月25日に開く臨時国会の冒頭解散です。解散
してしまえば、国会で加計疑惑や森友疑惑を追及
されることもない。9・25解散なら10・22総選挙
となり、トリプル補選も総選挙に吸収されます。
モリ・カケもリセットできる。国会で野党に攻められ、
党内の反アベ勢力から批判されることを考えたら
思い切って解散した方がいい。ただ、27日の茨城
県知事選で敗北し、支持率がさらにダウンしたら
解散する力もなくなるでしょう」
安倍首相の終わりが近づいている。
【転載終了】
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自民党の動きは小池新党も認識しているでしょうから、
結党を急ぐでしょうね。
問題は民進党だと思います。
共産党との共闘を拒む前原氏が代表選で優位なので、
もし、解散総選挙で共産党が選挙区すべてに候補者を
擁立すると、一番打撃を受けるのは民進党です。
前原氏は自民党の後方援護をする形に
なってしまいます。
民進党議員はじめ、党員や支持者もわかって
いないのでしょうね。
失礼だが、だからこの党はだめになったのです。
しかし、首相周辺も甘いですよね。
解散すれば森友、加計隠しがあからさまです。
疑惑もそうですが、一番は安倍首相の人間性が
信用されていないからです。
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