米特殊部隊はロシア軍と戦争へ・・・!?
桜井ジャーナル
【転載開始】
■中東では「朝鮮半島の危機」と比較にならないほど
危険な状態で、米特殊部隊はロシア軍と戦争へ
朝鮮半島の危機とはアメリカの中国に対する
軍事的な恫喝を意味しているが、今、最も危険な
状態にあるのは中東。
戦争ビジネスのカネ儲けに気をとられている場合
ではない。
アメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする
勢力はアル・カイダ系武装集団を使ってアフリカを
欧米から自立させようとしたリビアを破壊すること
に成功したが、シリアではロシア軍の介入で失敗、
手駒のアル・カイダ系武装集団やそこから派生した
ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は敗走した。
イスラエル政府はパニック状態で、同国の
アーイェレット・ジャーケド司法大臣は「もしアサドが
生き延びたいならイランをシリアへ入れてはならない」
と口にしている。
イランやロシアがいてはバシャール・アル・アサドを
排除できないという苛立ちから出た発言だろう。
イスラエルやその同盟者が新たに使っている
手駒は言うまでもなくクルド。すでにシリアでは
アメリカ、ダーイッシュ/アル・カイダ系武装集団、
クルドのトライアングルができあがっている。
元々イラクのクルドはイスラエルの指揮下にあるが、
シリアのクルドも侵略勢力に付いたようだ。
中東に住んでいる人々ではなく、中東を植民地と
して食い物にしてきた欧米列強と手を組んだという
ことになるだろう。
ロシアの憲兵隊を含む部隊に対する攻撃や
ロシア軍事顧問団のバレリー・アサポフ中将を
殺した作戦にアメリカの特殊部隊が関与している
可能性は高く、この新体制はすでにロシアと戦争を
始めていると言える。
「朝鮮半島の危機」とは比較にならないほど危険な
状態になっている。
その状態を創り出しているのはアメリカ、イスラエル、
サウジアラビアの三国同盟だ。
■「なぜアメリカはロシアとの戦争をはじめたのか」
アメリカではネオコンや有力メディアを中心にして
ロシアに対する偽情報攻撃を展開、経済戦争を仕掛け、
外交官を追放、サンフランシスコにあるロシア領事館と
ワシントンDCやニューヨーク市にある関連施設を閉鎖
させ、そのスタッフを追い出しています。
マイク・モレル元CIA副長官は昨年8月にテレビ番組で
ロシア人やイラン人を殺すと明言し、その後11月から
今年2月までの間にロシアの幹部外交官6名が射殺
されたり心臓発作などで急死した事実は本ブログでも
指摘しました。
9月19日にはアル・ヌスラ(アル・カイダ系武装勢力)
が停戦合意に違反し、戦闘縮小地帯をパトロール
していた29名のロシア軍憲兵隊を襲撃、それに対して
ロシア軍とシリア軍は航空機からの攻撃と特殊部隊に
よって反撃、襲撃側の戦闘員850名を死亡させ、多くの
戦闘車両を破壊したとロシア国防省から発表されました。
ロシア側は攻撃の背後にアメリカの情報機関が存在
していると明言しています。
アル・カイダとはCIAの訓練を受けた戦闘員の
登録リストであり、アル・ヌスラもダーイッシュも
アメリカの好戦派が手先として使ってきました。
これは本ブログで繰り返し書いてきたことです。
CIAとセットになっている特殊部隊も関与していると
いうことでしょう。
22日にはイスラエルの航空機が自国領内から
ミサイルでダマスカスの空港を攻撃、24日にロシア
国防省はダーイッシュの陣地にアメリカ軍の特殊
部隊が使う装甲車や装備が写っている衛星写真を
公表、その地域をクルド系のSDF(シリア民主軍)が
安全に通過していることも明らかにしました。
アメリカ軍、クルド、ダーイッシュが同盟関係に入って
いるとする情報と合致します。
その24日、ダーイッシュの砲撃でロシア軍事顧問団
のバレリー・アサポフ中将とふたりの大佐が砲撃で
殺されました。
正確な情報がアメリカ側からダーイッシュへ流れて
いたと見られています。
ロシア政府はこれまでアメリカ軍とロシア軍との
衝突を避けようとしてきました。
そのためロシア軍は計画している軍事作戦の内容を
通告してきたのですが、その情報はアル・ヌスラや
ダーイッシュへ筒抜けだということでしょう。
ハリウッドで成功したアフリカ系俳優、
モーガン・フリーマンはアメリカがロシアと戦争状態に
あると宣伝していますが、それは事実です。
ただ、攻撃を仕掛けているのはロシアでなくアメリカの
好戦派ですが。
【転載終了】
**************************
日本国民が知らないのは、
二つのアメリカがあるということです。
軍産複合体と金融寡頭勢力です。
日本への影響力は軍産複合体によるものです。
現在日本は、北朝鮮と国政に意識が言っていますが、
中東は代理戦争から直接戦争に移行する危険性が
あるようです。
中東情勢を鑑みると、
「北危機での武力衝突はないだろう」と、
思われれのですがね~?
中東情勢からみれば、「駆けつけ警護」は大戦争に
巻き込まれる可能性がないとは言い切れないでしょう。
ところで、北朝鮮の10月の記念日は、
奇しくも、衆院解散、総選挙公示日の10月10日です。
やばい、ミサイル発射の可能性100%ではないか。
0コメント