希望の党に飛び交う「年内分裂」説・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■共同代表も決まらず…希望の党に飛び交う「年内分裂」説
2017年11月1日
国民から嫌われて衆院選で惨敗した「希望の党」は、
予想通り、党内がグチャグチャになってきた。
1日から特別国会がスタートするのに、
国会議員を率いる「共同代表」も決められない異常事態だ。
早くも分裂危機が囁かれている。
衆院50人の希望の党は、「設立メンバー」VS
「民進党合流組」に真っ二つに割れている。
「設立メンバー」は細野豪志氏や長島昭久氏ら約10人。
「合流組」は約40人という勢力図である。
設立メンバーは「党をつくったのは自分たちだ」という
意識が強く、逆に合流組は「細野氏たちは一足先に
民進党から出て行った裏切り者だ」という感情があるという。
末期的なのは党をまとめる人材が皆無なこと。
設立者の小池百合子代表が求心力を失ったことで、
党内はカオス状態となっている。
「首班指名選挙で誰を選ぶのかで混乱し、当選回数
が一番多いという理由だけで、渡辺周氏を選んだこと
が象徴的です。公党としての体をなしていない。設立
メンバーの中心だった細野豪志氏は、両院議員総会
でも無表情で後方に座り、積極的に発言しない。誰
ひとり、党をまとめようとしていない状況です。ただで
さえ民進党内で力量のあった議員は、無所属で戦うか、
立憲へ行った人が多く、希望へ来た人は少なかった。
これでは、まとまるはずがありません」(希望の党関係者)
すでに党内では「年内に離党者が出る」
「分裂もあるのではないか」という声が飛んでいる。
分裂する場合は、設立メンバーが追放される形になる
可能性が高いという。
もし、設立メンバーがひとりもいなくなったら、
ブラックジョークだ。
「共同代表を選ぶ選挙は、11月中旬に実施される
予定です。早ければ共同代表を選ぶ過程で離党者
が出るでしょう。設立メンバーのひとりは、合流組が
共同代表になったら離党すると漏らしています。いま
でも設立メンバーは肩身が狭いから、合流組が実権
を握ったら居場所がなくなるでしょう。恐らく分裂する
きっかけは、無所属の岡田克也氏らが新党結成に
動く時です。希望の党の議員の多くは、なぜ自分が
ここに居るのか、自分でもピンときていない。でも、
軽率に離党したら有権者から批判を浴びる。離党
する時は、集団で離党することになるはずです」
(政界関係者)
どうせ分裂し、消滅するなら、早いほうがいい。
【転載終了】
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希望の党の支持率が3%まで落ち込んでおり、
さらに、10月に予定されていた希望塾再開の日程を
来年春に延期したようです。
これでは、塾生も集まらない可能性が高いですね。
たった一言の影響というより、「排除」の一言が
自民と何ら変わらないということが知られてしまった
事のほうが大きかったのでしょうね。
「それなら、自民でいいや」になってしまうでしょう。
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