連合「共産との共闘は推薦せず」参院選方針案に地方からブーイングの嵐!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■連合「共産との共闘は推薦せず」
参院選方針案に地方からブーイングの嵐!
公開日:2022/01/25
選挙で立憲民主党と国民民主党を支援して
きた「連合」が今夏の参院選に向けてまとめ
た基本方針案が波紋を広げている。
「参院選では支援政党を明記せず、共産党
と連携する候補者を推薦しない」というもの。
「比例代表、選挙区ともに個人名の徹底。
人物本位・候補者本位で臨む」とも記されて
いるという。
2月17日の中央執行委員会で方針を決定する
というが、既に1人区での野党候補一本化を
進めている地方からブーイングが上がって
いる。
参院選の1人区は32選挙区ある。
2016年と19年は、全ての1人区で野党共闘が
成立。
与野党一騎打ちとなった結果、16年は11勝、
19年は10勝した。
2連勝している新潟や宮城、現職のいる青森
など、野党が強い選挙区ほど「共闘しなけれ
ば勝てない」という意識で調整している。
連合の地方組織や連合傘下の労働組合から
も当惑の声が出ている。
先週、この方針案を朝日新聞が報じると、
芳野友子・連合会長の出身のJAM
(ものづくり産業労働組合)会長がツイッター
に、
<これはさすがに誤報です。立憲、国民両党の
支援は全く変わっていませんし、野党候補の
一本化を真っ向から否定する方針でもありませ
ん。そもそも方針決定していません>と投稿
した。
■野党は1人区“惨敗”か
地方の野党の選挙関係者はこう言う。
「連合の方針によって『野党共闘』『野党
統一候補』という看板を掲げられなくなると、
意気が上がらず選挙での運動量が低下し、戦力
ダウンするのは間違いない。政党公認ではなく、
無所属で出る候補も増えるのではないか。連合
は立憲と国民民主のそれぞれの比例区に組織内
候補を擁立していますから、比例しか眼中にな
く、個人名の勝負でいいと思っているのでしょ
う。しかし、選挙区での運動量低下は、結果的
に比例票の低下にもつながり、百害あって一利
なしです」
野党共闘が進まないことで、“ゆ党”の維新が
割って入り、1人区の戦いが一騎打ちではなく
なる可能性がある。
地域によっては、“排除”された共産が比例票の
上積み狙いで1人区に候補者を立ててくるかも
しれない。
政治評論家の野上忠興氏が言う。
「参院選があと半年と迫るのに、1人区の戦い
にまで水を差すようなことをして、連合は何を
考えているのか。与党の自公は、参院選での
相互推薦で揉めていたり、知事選で保守分裂を
繰り返すなど、地方組織はガタガタ。そんな時
になぜ塩を送るのか」
野党の1人区惨敗が現実味を帯びてきた。
【転載終了】
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共産党との共闘をしないと、共産党
は全選挙区に候補者を立てるので、
立憲が大敗するのは費を見るより明ら
かでは。
そうなると、芳野会長の責任は重大
な事になりそうですね。
任期途中で辞任と言うことも・・・
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