先進国の中でも賃金低迷が目立つ日本・・・
情報速報ドットコム
【転載開始】
■物価上昇なのに実質賃金下げ、
先進国の中でも賃金低迷が目立つ日本
円安と資源高騰のダブルパンチ!
2022年1月30日
世界的な物価高騰が続いていますが、
その中で日本は何故か実質賃金の低迷
が続いています。
昨年から続いて今年も日本の物価は
上昇傾向が見られ、消費者物価指数は
今年4月に2%近くまで上昇する可能性
があると試算されていました。
すでに食用油や電気料金などで幅広く
値上げが発表されていますが、
品目によっては10~20%の大幅なアップ
となっているのが実情です。
世界各国を見てみると、物価上昇に
合わせて従業員の賃金も時給1500円や
月収30万円という感じで上がっており、
物価高騰の価格上昇を賃上げでカバー
しています。
しかしながら、日本においては何故か
賃上げではなく、賃下げが行われている
企業があるほどで、従業員の給料を
削って価格高騰分のダメージを減らして
いる傾向があるとのことです。
中には賃上げを実施している会社もあり
ますが、日本全体の数字として見ても
賃金の伸び率は先進国の中で最低を記録
し、賃金が増える気配はありません。
この物価高騰の要因となっている
資源価格の高止まりと円安はまだ収まる
気配がなく、国が円高政策や賃上げに
必要な支援政策を実施しなければ、
もっと日本経済は悪化することになると
思われます。
★賃金上がらなければ「実質賃下げ」の
懸念 物価上昇、出口はどこに
https://www.asahi.com/articles/
ASQ1W55T0Q1TULFA00G.html
その消費者物価指数は昨年12月の時点
で、すでに前年同月より0・8%上がった。
斎藤氏は今年4月には「2%近くまで上が
る可能性がある」とみる。今後の値上げ
幅は品目によっては10~20%にも及ん
でおり、「購入頻度が高い食品が値上が
りすれば、物価上昇率以上に家計の負担
感を高めることにつながる」とも指摘す
る。
物価が上がっても、見合う額だけ賃金が
上がれば、実質的な家計負担は増えない。
だが近年、日本では、そうなっていない。
【転載終了】
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企業経営が内部留保の確保だけに
邁進し、賃上げに消極的で、内需が
冷え込んだままなのが原因でしょう。
そこにコロナ苦が加わり、更に景気
が悪くなると言う悪循環が起っている
のではないでしょうか。
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