公明党に自公連立解消の兆し・・・!?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■菅官房長官の“盟友”を更迭? 公明党に自公連立解消の兆し
2017年11月11日
自民党は中断していた党憲法改正推進本部の
全体会合を来週再開する。
安倍首相がこだわる「憲法への自衛隊明記」などに
ついて議論を進めていくが、難航必至とされるのが
平和を党是に掲げる公明党との意見調整だ。
9日、公明党の北側一雄中央幹事会会長は、
改憲について「与党間で何か行うことは前提にしない」
と自民党との事前協議をキッパリ否定。
事前協議をすることで、支持母体の創価学会員に
「改憲に前向き」と受け止められることを公明党の
幹部は恐れているという。
「10月の総選挙で公明党は5減の29議席に
終わりました。比例代表では、2000年以降の
衆参両院選を通じて初めて700万票を割った。
これは一部の学会員が批判の意味を込めて
立憲民主党に投票したり、無効票を投じたから
といわれています」(創価学会関係者)
■改憲路線、公約反故に学会員がカンカン
安保法制や共謀罪に賛成し、自民党のブレーキ
どころかエンジンになっている今の公明党に学会員
の不満は鬱積し、爆発寸前という。
今後、“公明離れ”がさらに加速する可能性が高い。
「今回、公明党は『5歳までの幼児教育を全て無償
化する』と公約に掲げました。安倍首相も教育無償化
について『全ての子供たち』と言っていたくせに、選挙
が終わった途端、認可外保育は対象外にしようとして
いると判明。選挙で汗を流した学会婦人部はカンカン
です」(ある婦人部会員)
こうした動きを察知した創価学会は、沈静化のため
に先手を打とうとしているようだ。例年、学会は創立
記念日の11月18日前後に幹部人事を行う。
今年は“官邸とのパイプ役”と呼ばれる幹部を要職
から外すのではないか、という情報が流れている。
「この幹部は菅官房長官の“盟友”といわれています。
今回、安倍首相が解散・総選挙に踏み切ろうとしている
ことを知ると、足元の改憲反対派の学会員の反発を
危惧して『都議選が終わったばかりで準備が間に合わ
ない』『年末にするよう首相を説得して欲しい』などと
菅氏に要請したといいます。ところが、やんわりと押し
切られて選挙に突入。結果、公明党の議席を大きく
減らすことにつながった。創価学会が本当にこの幹部
を要職から外すことになれば“懲罰人事”になりますが、
同時に“官邸との決別”も意味します」
(前出の創価学会関係者)
こうした公明党の事情を知ってか知らずか、
安倍首相は8日夜、「憲法を変えることを支持されたと
思っている。できれば早めにしたい」と明言した。
解けそうな“下駄の雪”を捨てて、別の改憲勢力と手を
組むつもりかもしれない。
【転載終了】
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憲法改正は争点になっていなかったと思うのですが?
憲法改正には、維新と希望が協力する可能性があり、
もし、公明党が離脱したら希望が連立をする可能性も
ありえます。
万一、連立解消となれば、3年後の参院選は自民大敗
は逃れられないでしょう。
自民党議員の多くが学会票に頼っているでしょうから。
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