アラフィフ世代の所得が25年で200万円減の衝撃!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■アラフィフ世代の所得が25年で
200万円減の衝撃!
日本を貧しい国にした「2人の元凶」
公開日:2022/03/05
「今さら」とはいえ、この国の
貧しい現状を改めて痛感する。
3日の経済財政諮問会議で、内閣府が
衝撃データを提出した。
35歳から54歳の「働き盛り」世帯の
所得がナント、100万円以上も減って
いたのだ。
内閣府はバブル崩壊後の1994年と
2019年の世帯所得を年代別で比べた。
調査結果によれば94年と比べ19年は
世帯所得の中央値が、35~44歳で
569万円から465万円と104万円減。
45~54歳は697万円から513万円と
実に184万円も減少した。
45~54歳は所得1000万円以上の
世帯が約17%から約8%に半減。
逆に200万円以下の世帯は3倍近く増え
ている。
この25年間で共働き世帯の割合は上昇。
しかし、夫婦2人で稼いでも94年の所得
には追いついていないのだ。
内閣府は「就職氷河期世代の賃金上昇
カーブが緩やかになっていること」や、
「非正規雇用や単身世帯の増加」などが
原因と分析するが、日本人を貧しくした
元凶はハッキリしている。
この間、約3分の1もの期間で政権を
担った安倍元首相と、01年発足の
小泉政権で構造改革路線を主導したパソナ
の竹中平蔵会長である。
アベノミクスと構造改革に共通する
新自由主義の「強い者はより強く、弱い
者はより弱く」という弱肉強食路線が、
徹底的に日本を貧しくしたのだ。
失われた“アラフィフ”世代は、
安倍元首相や竹中氏らに「オレたちの
200万円を返せ!」と叫ぶしかないのか。
【転載終了】
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これからの日本に期待するのは
難しいことなんでしょうね。
経済大国3位の座も危ないようで
すから。
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