安倍元首相ゲキ推しコロナ治療薬「アビガン」治験打ち切り・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍元首相ゲキ推しコロナ治療薬
「アビガン」治験打ち切り・・・
備蓄増へ投じた血税140億円
公開日:2022/03/17
あの猛プッシュは何だったのか。
新型コロナの治療薬として安倍元首相が
強く推していた「アビガン」の治験が、
今月末で打ち切られることになった。
治験を進めていた富士フイルム富山化学が
発表した。
アビガンが広く知られるようになったの
は、2020年4月、初の緊急事態宣言の会見
で当時の安倍首相が連呼してからだ。
特効薬のように喧伝し、備蓄量を3倍に増や
すために約140億円の予算もつけた。
■科学的な効果確認できず
「安倍氏は早期の特例承認を目指したもの
の、厚労省がかたくなに抵抗した。アビガン
の科学的な有効性が証明できない上、催奇形
性などの深刻な副作用があるためです。しか
し、治療薬としては承認されないまま、“観察
研究”の名目で希望患者への投与が続けられて
きた。岸田政権になって、自民党の厚労族か
らも『科学的根拠のない未承認薬を国が買い
上げてズルズル使い続けるのは問題だ』とい
う声が上がり始めました」(厚労省関係者)
■アベノマスク廃棄に続き…
厚労省は昨年12月にアビガンの観察研究を
中止すると発表。
重症化リスクのある軽症者向けの治験を続け
ていた富山化学も治験を打ち切ることになった。
重症化しにくいオミクロン株の流行で検証が
困難になったことが原因とされるが、それだけ
が理由ではなさそうだ。
昨年11月に出された観察研究の中間報告に
よると、酸素投与の必要がない軽症者への投与
で、1カ月後の状態は「死亡」が3.9%だった。
全国のコロナ入院患者における
死亡率(約0.45%)と比べてかなり高い。
「当初から、安倍氏が富士フイルム会長と
頻繁にゴルフや食事をする仲だからアビガン
を推奨したのではないかと囁かれていた。
一国の首相が、効果が認められず危険な薬を
まるでコロナ特効薬のように宣伝していたの
だから、あまりにいい加減で呆れます。アベ
ノマスクにしろロシア外交にしろ、安倍政権
が残したのは思いつきだけで税金を無駄にし
た負の遺産ばかりです」
(政治評論家・本澤二郎氏)
アベノマスク“廃棄”に続き、アビガンの
治験打ち切り。まだまだ後始末は続きそうだ。
【転載終了】
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短期開発な割には、妙に高額な開発費
ですが、”アベノマスク”と同じ構図の
ような気がしますが。
いい加減懲りないのですかね、失敗だ
らけなのに。
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