プーチン政権「5月に金欠」終戦か ・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■プーチン政権「5月に金欠」終戦か

 飛び交うロシア危機説、“最後の一撃”

 の選択肢まで

 公開日:2022/03/18


 「戦争の長期化」「経済制裁」

「デフォルト危機」──と、苦境に追い

込まれつつあるプーチン大統領。

さらに、ここにきて命綱である原油価格

も下落している。

武器や人員などロシアの兵力が限界に

近づきつつあるとの見方も浮上。

ロシアは5月までしか戦争をつづけられ

ないという情報も流れはじめた。


■原油下落、中国経済減速のダブル

 パンチ


 1バレル=130ドルを超えていた

WTI原油先物価格は、足元90ドル台に

下落している。

「停戦期待」に加え、中国で新型コロナ

ウイルスの感染が拡大していることが

下げ材料だ。

中国各地で行動規制が強化され、景気に

暗雲が漂っている。


 「原油下落と中国経済の陰りはロシア

にとってダブルパンチです。ロシア経済

は原油価格で決まると言っても過言では

ない。禁輸措置により、ロシア産原油の

輸出は激減していますが、原油価格が

急騰し、助けられていた面がある。とこ

ろが、ここへきて下落に転じ、頭を抱え

ているようです。また、輸出減少を受け、

中国向けを増やすことでカバーしようと

もくろんでいたようですが、中国経済の

減速も痛手です」

(金融ジャーナリストの小林佳樹氏)


 FSB(ロシア連邦保安局)の職員が

書いたとされる「内部告発文書」

(3月5日公開)には

〈6月にはロシアの国内経済は空っぽに

なる〉とある。

ウクライナ侵攻は政権内で極秘に進めら

れ、経済制裁などへの準備が十分にでき

ていなかったという。


 さらに、戦争が長期化し、戦うための

資源も乏しくなっている可能性が高い。

欧米メディアは、米政府関係者の話と

して、ロシアが中国に軍事物資の提供を

求めていると報じている(中国は否定)。

ロシアの兵器不足をうかがわせる。


■追いつめられるロシア


 ウクライナ大統領府の顧問、

オレクシー・アレストビッチ氏は14日、

「ロシアが攻撃に使用できる資源は5月

初めに枯渇する見込みだ」として、

「5月初旬以前の和平合意」に言及した。


 やはり、ロシアは長く戦争をつづけら

れないのか。軍事ジャーナリストの

世良光弘氏はこう言う。


 「キエフなどでの市街戦に向け、兵士

を増やす必要がありますが、足りていま

せん。兵器不足も明らかです。10日前か

ら、それまで精密誘導爆弾を使っていた

のに、通常爆弾を使用している。精度が

悪く、ターゲットからそれるケースも

多い。メディアは“無差別攻撃”と報じて

いますが、兵器不足という面もあると

思います」


 ウクライナのアレストビッチ氏が言う

ように、近々の停戦はあるのか。


 「戦争継続の資源が底を突き、ロシア

が和平合意の方向に動く可能性はありま

す。一方で、勝利を諦めずに保有してい

る化学・生物兵器を使用する恐れも否定

できません。人口が密集していない郊外

での使用が考えられます」(世良光弘氏)


 ロシアはウクライナで生物兵器が開発

されていると主張しているが、NATOの

ストルテンベルグ事務総長は15日、

ウクライナが使ったと見せかけて、ロシア

が化学兵器を使用する「偽旗作戦」に懸念

を示した。


 いったいどんな終結を迎えるのか。


【転載終了】

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 経済制裁が足停止されるとは思えな

いので、制裁解除はプーチンの退陣が

条件になる可能性はないですかね?


 苦し紛れに生物兵器を使ったら、更

にプーチンを取り巻く環境は厳しくな

るでしょう。


 しかし、ロシア経済がこれほど厳し

いとは知りませんでした。

継続されていた経済制裁が効いている

のでしょうか。

 

「国内のクズ、裏切者ども」という、

プーチンの発言でも孤立していること

が伺えます。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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