“休日ひきこもり”は脳にどんな影響が?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■20代男性に蔓延中 “休日ひきこもり”は脳にどんな影響が?
2017年11月25日
“休日ひきこもり”の若者が増えている。
21日に発表された国交省の全国都市交通
特性調査によると、その日に一度でも外出した
人の割合を示す「外出率」は全体の平均が
平日80.9%、休日59.9%だったのに対し、
20代の男性は平日81.1%、休日51.1%と、
休日ひきこもりの傾向が顕著に見られた。
まあ、平日はバリバリ働いたぶん、休日は
部屋の中でダラダラしたい気持ちは、
若者じゃなくてもよく分かる。
休日ぐらいは寝坊もしたい。
読書や、テレビでも見ながらゴロゴロ、うとうと
するのも至福の時だ。が、休日引きこもりにも
“悩み”はある。
「休日はヘトヘトで、どこかに出かけようとか、
誰かに会おうなんて気にならない。お腹がすい
たらスナック菓子を食べ、スマホをいじっている
うちに、気づいたら休みが終わっています。
『また時間を無駄にした』なんて罪悪感だけが残る。
ずっとこんな生活を続けていたら、脳ミソが腐っちゃう
気がするんです」(流通・29歳・男性)
身につまされる読者も多いんじゃないか。
確かに、一日中ひきこもっていたら頭がボケて
しまいそうで、不安になる。
脳に関する多数の著書がある医学博士の
米山公啓氏は「もちろん脳には休息も必要ですが、
休ませてばかりもよくありません」とこう続ける。
「脳は適度なストレスによって活性化するからです。
脳に刺激を与えるという意味では、休日に散歩に
出かけるのもいいでしょうが、かといって、休日
ひきこもりが悪いわけでもない。何もしたくないと
思っても、自然と脳が刺激を求めて何かを始め
ようとします。『退屈だ』と感じ、本を読んだりテレビ
を見たりスマホをいじったりしているうちは、問題ない」
退屈すら感じなくなったときが“黄色信号”らしい。
「重要なのは、部屋の中にひきこもって何をしている
かです。脳が刺激を求めなくなり、一日中、ひたすら
ボーッとしている状態が続くようでは、うつ病の可能性
もあります」(米山公啓氏)
休日に誘う相手もいない。これといった趣味もない。
「ひきこもっていていいのか」なんて、あれこれ悩んで
いるうちは、大丈夫そうだ。
【転載終了】
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私も、定年を迎えてから親の面倒を看ているので、
買い物以外で家から出ることが少なくなっています。
そんなこともあり、自治会の役員のお話が回って
きたので、最初は比較的軽い役から役員を引き受ける
ことにしました。
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