プーチン直属の国家親衛隊でウクライナ参戦拒否が続出
News Weak
【転載開始】
■プーチン直属の国家親衛隊で
ウクライナ参戦拒否が続出
2022年4月6日
2020年4月、戦勝記念日向けの飾りの
間を歩く国家親衛隊兵士
(カリーニングラード)
<ずさんな侵攻命令に反発した大統領直属
の親衛隊の兵士が集団でウクライナ侵攻への
参加を拒み、法廷闘争も辞さない覚悟を示し
ている>
ロシア領内のハカシア共和国でロシア
連邦国家親衛隊に所属する兵士少なく
とも11人が、ウラジーミル・プーチン
大統領のウクライナ侵攻への参加を拒否
したと報じられた。
国家親衛隊はロシア国内で主に警察的
役割を担う大統領直属の軍組織で、
ロシア連邦軍とは別の指揮系統に属して
いる。
シベリア南部に位置するハカシア共和国
の地元メディア、ニューフォーカスに
よれば、11人は国家親衛隊の特殊部隊に
属する兵士たちで、侵攻作戦に参加する
意思がないことを上官に告げたという。
その後、兵士たちは国境付近の野営地
から連れ出され、ハカシアに送り返された。
軍幹部は「任務に不適任」と、この兵士
たちを解雇しようとした。
11人の兵士は、この決定に異議を唱え
る用意があるとしている。
本誌は現在、情報確認を行っている。
ニューフォーカスによると、特殊部隊
の隊員たちは、軍司令部がウクライナに
おけるロシア軍の実際の損失をモスクワ
の中央政府から隠していると考えている。
プーチンのいわゆる「特別軍事作戦」では、
多くのシベリアの兵士が犠牲になっている。
特殊部隊は指揮官から、負傷者や
ウクライナでの日々の作戦について沈黙を
守るよう命じられたという。
隊員は家族にも詳細を話さないように指示
された。
■不満を訴える兵士
ロシア南部の都市クラスノダールでも
国家親衛隊12人がウクライナの戦争への
出動命令を拒否して解雇され、
不当解雇訴訟を起こした。
軍幹部らは今後、直面するかもしれない
事態を「警戒し、怯えている」と
ニューフォーカスは指摘している。
国家親衛隊員12人を弁護するロシア人
弁護士ミハイル・ベニヤシは、
これまで弁護チームには約1000人から
連絡があったと語った。
「戦いに行きたくない兵士は多い」と
いうベニヤシのコメントは、4月1日付の
フィナンシャル・タイムズに掲載された。
人権派弁護士パベル・チホフは、
国家親衛隊のファリド・チタフ大尉と
部下11人が2月25日にウクライナ侵攻
への参加を拒否し、出動命令は 「違法」
と主張したことを、テレグラムへの投稿
で明らかにした。
「特別軍事作戦に参加するためにウク
ライナに入ることも、作戦の任務と条件
についても、誰一人として知らされてお
らず、その結果、彼らは同意しなかった」
とチホフは書いている。
ラトビアに拠点を置く独立系ロシア語
ニュースメディア、メデューサによると、
プーチンが2月24日に隣国ウクライナへ
の侵攻を開始して以来、ロシア国家親衛隊
では少なくとも7人が戦闘で死亡している
という。
つい先日も、装備も整っていないのに、
中央政府から明確な計画を知らされる
ことなく、ウクライナのある地域に行く
よう命じられた、とロシア兵が不満を
訴える動画が公開されたばかりだ。
これまでのところ、ロシア軍の損失に
ついては様々な説があるが、
ウクライナ政府は1万6000人にのぼると
主張している。
ロシア軍は指揮官も失っており、
ウクライナ側の主張では、将官6人以上
が死亡している。
【転載終了】
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確か、国家親衛隊は30万人ぐら
いだった様な気がしますが、ここが
氾濫を起こすとプーチン政権が揺ら
ぐことになりますね。
軍部がクーデターを起こすと、
国家親衛隊が鎮圧に動きますから。
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