記者クラブという情報隠蔽装置・・・

田中龍作ジャーナル


【転載開始】


■加計裁判があったことを知っていますか?

 記者クラブという情報隠蔽装置


  20日、松山地裁で「加計裁判」の

第1回口頭弁論があった。

今治市民が、菅良二・今治市長を相手どり

加計学園への補助金支出の差し止めを

求めた訴訟だ。


 被告は今治市長なのだが、準備書面は

計画が「アベ案件」であったことを冒頭から

真っ向から指摘する―


 本件は安倍晋三が長年の友である

加計晃太郎(加計学園)に利益を与える

ために、恣意的に加計学園を国家戦略

特区区域計画に認定した案件である。


 安倍晋三が「私的利益」の為に恣意的に

加計学園に開設を認めた学校法人への

寄付などは地方自治法232条の2の

「公益上必要がある場合」に該当しない。

安倍晋三、加計晃太郎の「私益」の為の

寄付、補助金の交付決定であり違法である。

―ここまで準備書面


 裁判では、「補助金水増し請求」の物的証拠

である獣医学部棟の設計図も審理の俎上に

載る。

「補助金詐欺」の民事責任を問うのである。


 報道すればするだけ安倍と加計の補助金詐欺

が明らかになる。

20日の第1回口頭弁論で原告団が裁判所に

提出した準備書面を見れば一目瞭然だ。


 安倍を窮地に追い込むような裁判を、

マスコミが報道できるわけがない、と思っていたら

案の定そうなった。


 口頭弁論の後、弁護団が裁判の要点などを

解説したのだが、場所は松山地裁内の司法記者

クラブだった。


 加計裁判を新聞・テレビが報じるならまだしも、

彼らが全国版で伝えた気配はないのだ。


 加計裁判に限ったことではない。

国民の利益に関わる重大な事件であるにも

かかわらず、新聞テレビが報じない。

珍しくも何ともない。


 情報を独占し、あげくに報道しない。

記者クラブという「情報隠蔽装置」は明らかに、

国民の知る権利を侵害するものである。


【転載終了】

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 政治記者クラブの実情は東京新聞社会部の

望月記者によってお粗末さが明らかになって

しまいましたね。


 さらに、東京新聞社に抗議文などを送る始末。


 ましてや、菅官房長官も追い詰められ、

望月記者の質問をさえぎるようなだらしなさ・・・


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