公明幹部が明言 「9条改憲なら連立離脱」どこまで本気か・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■公明幹部が明言 「9条改憲なら連立離脱」どこまで本気か

  2017年12月22日


 どこまで公明党は本気なのか――。

自民党の「憲法改正推進本部」は、20日、

憲法9条の改定を盛り込んだ論点整理案を

了承した。

自民党は、来年の通常国会の会期末(6月)

までに改憲案を発議するつもりだ。


 ところが、フジテレビによると、連立を組む

公明党の幹部は「9条を持ち出すなら連立を

離脱する」と明言しているという。

斉藤鉄夫幹事長代行も、改憲について

ラジオ番組で「そこまで盛り上がっていない」

とクギを刺している。


 もし、公明党が連立から離脱したら、

安倍政権は参院で3分の2を失い、改憲は

不可能になる。

それどころか、安倍首相の“総裁3選”も

吹っ飛ぶのは確実だ。

これまで“下駄の雪”となり、自民党の

言いなりになってきた公明党は、本当に

連立から離脱するのか。


 「公明党は憲法9条の改定だけは、本気で

止めるつもりです。やはり、10月の衆院選で

大敗したことが大きかった。5議席も減らした

だけではなく、初めて比例票が700万票を

割ってしまった。敗因は、公明党の党是は

平和なのに“安保法”や“共謀罪”に賛成した

ことでしょう。支持母体である創価学会の会員

が離反してしまった。創価学会の婦人部は、

反戦や平和に対する思いが強いですからね。

もし、公明党が9条の改定に賛成したら、支持

離れが決定的になってしまう。ただ、9条改定

に反対しても、連立離脱はせず、与党内野党

に徹するはずです。いずれにしろ、公明党の

賛成を得られず、安倍首相が9条改定を強行

するのは難しいでしょう」

(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)


 公約した9条改憲の発議を実施できなければ、

保守派を中心に批判が強まり、安倍首相の

求心力が急降下するのは確実。


■“安倍降ろし”加速の可能性も


 ただでさえ、安倍首相に対する“飽き”が国民と

自民党に広がっているだけに、来年秋の総裁選は

出馬断念に追い込まれてもおかしくない。

実際、改憲を断念したら、もう安倍首相には

やることがない。


 「安倍首相に“飽き”がきているのは、公明党

も同じです。総裁に3選されたら、あと3年も続く

ことになる。もちろん、表立って“安倍降ろし”は

やれないし、やらないでしょうが、自分たちと

考え方が近い首相を誕生させたいのがホンネ

です。自民党議員の大半は公明票がないと当選

できないだけに、公明党が動いたら一気に

“安倍降ろし”が強まる可能性があります」

(政界関係者)


 公明党は本当に“下駄の雪”をやめられるのか。


【転載終了】

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 公明党は、国交大臣ポストを手放したくない、

しかし、支持母体である学会が造反している

以上、反対せざるを得ないでしょう。


 もし賛成したら、山口代表が外される可能性も?


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