「行動制限のないGW」終了で懸念通りコロナ感染再拡大の兆候・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■「行動制限のないGW」終了で懸念通り
コロナ感染再拡大の兆候・・・
いよいよ第7波本格化か?
公開日:2022/05/09
3年ぶりの行動制限のない
ゴールデンウイーク──。
そんな枕ことばがテレビニュースなどで
頻繁に使われたが、GWが終わってみれば、
懸念された通り、新型コロナウイルス感染
の再拡大の兆候が出てきた。
新規感染者が3万9328人となった7日は
前週同曜日と比べ約1万4000人増。
8日は10日ぶりの4万人超え(4万2538人)
で、前週比1万5583人増だった。
最も顕著なのは沖縄県だ。
7日は過去最多の2375人。
1日2000人超は初めてのことで、8日も
2060人だった。
8日は香川県(510人)でも過去最多を更新
した。
いよいよ第7波が本格化するのか。
「増加に転じるのは6月に入ってからとみ
ていたので、少し早い。春の流行が少なめ
だったからなのか。もっとも南アフリカや
米国などでも増えてきています。コロナには
『季節性』があり、夏は7~8月がピーク。
このまま増加の一途か、それともいったん
減るか。いずれにしても夏に向け増えるのは
確実です。いま必要なのは、弱者を守るため
のメリハリをつけた対策。オミクロン株は
上海のデータで、95%が無症状と分かってい
る。弱者に4回目のワクチン接種をするのは
もちろんですが、同居家族や医者も弱者を
守るために接種すべきです。いまだ先進国で
最低レベルの検査体制の充実も必要です」
(医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏)
■弱者を守る体制、首相のメッセージ急務
岸田首相は通常の経済活動へ戻す方向に
すっかり舵を切っている。
外遊先の英国で、6月にも水際対策を緩和
する方針を表明。
早ければ5月中にも、観光目的の訪日客の
少人数ツアーの受け入れなどの実証実験を
始めるという。
だが、感染再拡大の兆しがある中、
なし崩しに緩和していくのはいかがなもの
か。
「国民の側だって規制緩和を望んでいます。
しかし、感染者増が医療逼迫や死亡につなが
ることを何度も経験してきた。ウイルスと
経済活動の共存というのなら、医療体制など
の準備は整っているのでしょうか。それに、
共存ならば感染者や死者はある程度出る。
社会の覚悟や政府としての方針を、トップ
リーダーがメッセージとして出すべきだと
思います」(ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
外交で得点稼ぎもいいが、コロナ対策を
忘れてもらっては困る。
【転載終了】
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ある程度は予測されたことではあると
思うんですよね。
コロナには季節性がありましたから、
夏場に爆発しなければいいのですが。
以前は、感染が拡大するのは都市部と
いう印象ですが、オミクロン株は地方ま
で満遍なく拡大するという感じですから
、心配ですね。
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