日共は護憲リベラル党へ・・・
ジャーナリスト同盟Web機関紙
【転載開始】
■日共は護憲リベラル党へ
<安倍・暴政でも動かない無党派層>
いま内外政で一番まともな政策を公約している
政党は、日本共産党であろう。
知識人の多くは、そう考えているが、なぜか
選挙で伸びない。
政権に近付くことがない。安倍・自公内閣の
5年の間に、チャンスは何度も来たが、それでも
ダメである。
特定秘密保護法・戦争法・共謀罪とどれ一つ
とっても天下騒乱要因である。
ほかにも無数の首相犯罪が存在している。
暴走というよりも、最悪の暴政である。
それでも多数派の無党派層は、共産党天下に
冷ややかである。
遠慮なく言うと、護憲リベラル政党へと脱皮する
ことが、民意・天の声であろう。
<保守派の誹謗中傷に呑み込まれた多数国民>
なぜ伸びないのか。日本共産党アレルギーは、
世人の認識をはるかに超えているようだ。
安倍・自公内閣は、それまでの自民党政権と一線を
画している。
強いて似た政権を探すとすれば、岸内閣・中曽根
内閣・森内閣・小泉内閣・麻生内閣くらいであろう。
戦後否定した国家主義をにじませた右翼・改憲軍拡
政権であるためだ。
安倍・自公内閣は、5年有余の内外政の実績から
して、明らかに極右政権である。
言い換えると、財閥の傀儡政権といってもいい。
あるいは、戦前の国家神道の政権と決めつけても
おかしくない。
祭政一致の政教一体政権である。
日本国憲法が、断じて容認できない、時代錯誤の
「神の国」内閣である。
それでも、有権者は反対党の日共・日本共産党を
支持しようとしない。
原因は、戦前戦後を通じての、共産党に対する徹底
した反共キャンペーンによるものである。
「暴力政党」とか「革命政党」「怖い政党」「自由のない
政党」と信じ込まされたためであろう。
筆者の友人は、何度か公明党に投票してきた。
しかし、今回は断った。すると、公明党創価学会の
元幹部は「共産党だけには投票しないで」と釘を
刺してきた。
友人は、喜んで共産党に投票したのだが、それでも
伸びなかった。
<ネズミを捕らない猫でいいのか>
もう詳しい解説は不要であろう。共産党は政権を
取れない。
鄧小平に言わせると「ネズミを捕らない猫」に相当
するだろう。
最近の極右政権の暴政もあって、共産党という党名
を変えるしかない、という世論が強まってきている。
<宇都宮徳馬も党名変更が不可欠と断言>
もう20年、30年も前になろうか。
共産党が伸びない原因について意見交換したことが
ある。
進歩的な学生だった彼は、古くから共産党のことを
知っていた。
彼は自由党から選挙に出て、平和主義を叫び続けた。
自民党になっても、改憲軍拡派と対峙、特にA級戦犯
の岸信介に徹底抗戦した。
彼が支援した石橋湛山内閣が、誕生してまもなく
倒れることがなければ、平和軍縮派の出番は多かった
はずである。
そんな宇都宮が「共産党は党名を変えなければ伸び
ない」と断言していた。
<日本国民は護憲リベラル政党を望む>
過去に自民党内に護憲リベラルが存在した。
彼らが右翼を抑え込んで、改憲に反対した。
宇都宮の水戸高の後輩・後藤田正晴は
「わしの目の黒いうちに改憲をさせない」と豪語して
いたが、それは中曽根康弘への圧力だった。
いま安倍の改憲に反対する人物は、河野洋平である。
河野は護憲リベラルで宇都宮に傾倒した親中派。
筆者も同じ立場である。
共産党は、護憲リベラル政党になるしかない。
そうすれば、政権が目の前にぶら下がってくるだろう。
多くの知識人・大衆が支援の輪に入るだろう。
<改憲軍拡NOに徹すれば政権奪取>
国民は、世界に冠たるいい憲法に愛着を抱いている。
いかなる政府に対しても「戦争させない」すごい憲法で
ある。
好戦派・財閥派・死の商人派の安倍晋三に、
人々は強い警戒心を持っている。
「木更津レイプ殺人事件」の被害者の戦争遺児が、
やくざに殺害される直前に、安倍の腰ぎんちゃくと
なった太田ショウコウを、公明党創価学会の裏切り者
と断罪したことは、記録されていいだろう。
戦争遺児の平和主義は、特定秘密保護法が
安倍・自公内閣が推進した戦争法制の一環である
ことを射抜いていたことになる。
護憲リベラル党になれば、公明党創価学会をも
破壊する力ともなろう。
日共党員の賢明な判断に期待したい。
2017年12月24日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
【転載終了】
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8月に共産党市議の友人と会った際、
友人は次回参議院候補の方を連れてきました。
その時に「党名を変えたら」の話にもなりましたが、
党としては歴史もあり変えるつもりがないようです。
しかし、その時に私は、
「実際に党名がネックになっており、私個人としても、
地方は支持するが、国政は支持できない」と言いました。
政治は数なのも事実です。
もう少し政治を動かす考え方をしてもいいのではないか
と思います。
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