プーチン大統領哀れ四面楚歌・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■プーチン大統領哀れ四面楚歌・・・

 北欧2カ国NATO加盟に余裕の笑み

 も軍事同盟国が“仲間割れ”

 公開日:2022/05/18


 もう誰も付いていけない──。

ロシア主導の軍事同盟

「集団安全保障条約機構(CSTO)」の

首脳会議が16日、モスクワで開催され、

ロシアの他、ベラルーシやアルメニア

など加盟6カ国の首脳が集った。


 目下の懸案事項は北欧2カ国の

NATO加盟だが、黄金の扉から会議室に

入ってきたプーチン大統領は余裕の笑み。

「オレにはこれだけの協力者がいる」と

言わんばかりの表情で5カ国首脳を引き

連れ、フィンランドとスウェーデンの

NATO加盟について

「直接的な脅威にはならない」と語って

みせた。


 ところが、肝心のウクライナ侵攻に

ついては議論ナシ。

CSTOは旧ソ連崩壊後の1992年、

NATOに対抗するために設立されただけ

に、同盟国に協力を呼び掛けるかと思い

きや、議題にすら上がらなかった。

どんな狙いがあったのか。


 「北欧2カ国のNATO加盟はプーチン

大統領にとって痛手で、相当な脅威を

感じているはずです。そのため、会議を

通じて5カ国に対し『ロシアだけの問題

ではないぞ』と

メッセージを送り、結束を強めようと

考えたのでしょう」

(筑波大名誉教授・中村逸郎氏)


 ところが、CSTO加盟国の反応は冷や

やかだった。

 アルメニアのパシニャン首相に至って

はハッキリと苦言を呈していた。

国営アルメニア放送の電子版記事

(16日付)によると、会議で2年前から

続く隣国・アゼルバイジャンとの紛争に

言及。

「われわれは、CSTO加盟国がわが国の

非友好国に兵器を売却していたことを

問題視してきた」

「ところが、結果的にそれらの兵器は

アルメニア国民に対して使用された」

と批判したのだ。


 さらに、カザフスタンはもともと西側

諸国と近く、ベラルーシのルカシェンコ

大統領も今月上旬に

「侵攻が想定より長引いている」

と批判とも取れる発言を展開していた。

結束どころか仲間割れ。

バラバラではないか。


■「侵攻にかかわりたくない」


 「ルカシェンコ大統領以外の4首脳は

『ウクライナ』という単語に一切言及し

ませんでした。『侵攻に関わりたくない』

という意思の表れです。今後は、タイミ

ングを見てプーチン批判を始める首脳も

出てくるでしょう。プーチン失脚後、

『私はいち早く批判していた』とアピール

できるからです。“得点稼ぎ”を狙っている

首脳もいるのではないか」(中村逸郎氏)


 孤立状態のプーチンは四面楚歌だ。


【転載終了】

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 どう見ても、今後ロシアが当てに

ならないと考えているのでしょう。


 東西関係のバランスが大きく崩れ

ていくことになりそうですね。

プーチンの自滅で幕を閉じそうです。


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