ことし身近な食品の値上げ相次ぐ・・・
NHK NEWS WEB
【転載開始】
■小麦粉やビールも…ことし身近な食品の値上げ相次ぐ
1月4日 4時20分
ことしは小麦粉やビールなど暮らしに身近な
食品の値上げが相次ぐ予定です。
原材料価格や人手不足を背景とした物流コスト
の上昇などが理由で、家計への影響が広がり
そうです。
4日から製粉大手3社がそろってパンなどに
使う強力粉やお菓子などに使う薄力粉など
家庭向けの小麦粉を値上げします。
日清フーズ、日本製粉、昭和産業が4日の
出荷分からいずれも1%から4%の値上げに
踏み切ります。
また、コメの値上がりを受けて、電子レンジで
温める「パック入りごはん」の値上げも相次ぎます。
来月1日の出荷分からテーブルマークが大部分の
商品を最大で17%の値上げ、3月1日の出荷分
から東洋水産が1個当たり10円から15円値上げ
します。
コメの値上がりをめぐっては、外食チェーンの
天丼てんやも、今月11日から主力の天丼を
税込みで500円から40円値上げするなど一部の
メニューを10円から50円値上げします。
3月から4月にかけては、アサヒ、キリン、
サントリー、サッポロの大手ビールメーカー4社が、
瓶ビールや飲食店向けにたる詰めで出荷する
ビールなどを値上げします。
瓶ビールの場合で飲食店向けの卸売価格が
10%程度、値上がりする見通しです。
さらに、大手ビール4社は、4月1日からは輸入
ワインと海外のブドウを使った一部の国産ワインを
3%から6%値上げする予定です。
これらの値上げは、コメや小麦、ブドウといった
原材料費の上昇やトラック運転手の不足に伴う
物流コストの上昇などが背景にあり、値上げの
動きがさらに広がるのか注目されます。
■専門家「物価が上がりやすい年に」
第一生命経済研究所の永濱利廣首席エコノミストは
「人件費や物流コストはすべての商品に関わっている
ので、幅広いものに値上げ圧力がかかり、ことしは
去年以上に物価が上がりやすい年になるだろう」と
指摘しました。
そのうえで、「物価が上がる一方で、まんべんなく
全員の給料が賃上げされる訳ではない。賃上げで
潤った人は豊かな消費ができるようになるが、そう
でない人はさらに節約志向が高まる」と述べ、賃上げ
の動きがどこまで広がるかが、消費の動向を左右する
ポイントになると指摘しました。
【転載終了】
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消費税が10%になれば、10%の商品価格の
値上げはきついですよね。
企業は円安で輸入原材料が上がってしまいます。
商品が売れなくなるので、企業防衛としては
値上げも仕方がないような気もします。
生活保護世帯もっときつくなるでしょう。
生活保護費の減額が大きく影響してきそうですね。
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