維新は「カジノ反対」住民投票ガン無視か ・・・?

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■維新は「カジノ反対」住民投票ガン無視か

 よぎる10年前の疑惑、松井氏&吉村氏は

 火消しに躍起

 公開日:2022/06/08


 来たる参院選で全国政党化をもくろむ

日本維新の会にとって、面白くない動き

だ。


 親玉の大阪維新の会が牛耳る大阪府・市

で推進中のカジノを含む統合型リゾート

(IR)の誘致計画をめぐり、賛否を問う

住民投票を求める市民団体が6日、

府内各市町村の選挙管理委員会に賛同者の

署名を提出。

その数は、住民投票条例の制定を府に直接

請求するために必要な法定数

(約14万6000人)を大幅に上回る

20万8552人分に達した。


 署名活動は市民団体「カジノの是非は

府民が決める 住民投票をもとめる会」が

3月25日から5月25日まで実施。

各選管が署名を精査し、有効であることが

確定すれば、吉村知事が住民投票条例案を

府議会に提出する流れだが、否決濃厚だ。

府議会は維新が過半数を占める上、大阪では

維新にすり寄る公明党も賛成に回り、

安倍元首相の負の遺産でもある国策カジノ

ゆえに自民党もおもねっている。


 住民の不安や不信はガン無視でいいのか。

維新のドンの松井市長は「カジノに税金は

一切使わない」と豪語してきたのに、

建設予定地の土壌対策費に約790億円もの

公金を投じることが昨年末に発覚。

その枠で収まるとも限らないし、事業が継続

できるかも疑わしい。

国の認定後にコロナ禍以前の状況まで

観光需要の回復が見通せないと事業者が

見込んだ場合、基本協定を解除できる

「不平等条約」を結んでいるからだ。


■コロナ対策で失策を重ねても

 「吉村人気は健在」


 在阪ジャーナリストの吉富有治氏はこう

言う。

「府・市は4月末に区域整備計画を国に認定

申請済みです。新型コロナウイルス対策で

失策を重ねても吉村人気は健在で、府内の

選挙でも維新の強さは圧倒的。『民意を得て

いる』というのが彼らの論理でしょうが、

コロナ禍を理由に公聴会は中途半端に終わり、

住民投票条例案も否決となれば、審査にあた

る有識者委員会がどうみるか。『地元の理解

を得ている』と判断できるのか。参院選への

影響は不透明ですが、維新にとってカジノ

以上に厄介なのが中国企業の上海電力子会社

をめぐる疑惑です。橋下市政下の2012年に

動き出した太陽光発電事業に不自然な形で

参入したとして、保守層が騒ぎ立て、市民・

府民の関心が高まっている。ボディーブロ

ーのように効いてくるのではないか」


 問題の太陽光事業は、一般競争入札で日本

の企業連合が1者応札。

その後、事業者は合同会社に変更し、中国系

の上海電力が加わった。


 経緯もさることながら、安全保障上の懸念

などから、ツイッター上では連日祭り状態。

橋下徹元市長はもちろんのこと、松井市長も

吉村知事も火消しに躍起になっている。


 「自民の府議団や市議団が現地視察に入った

り、市役所の職員にヒアリングするなどして

参院選に向けた弾込めをしている」

(吉富有治氏)


 苦杯をなめ続けている大阪自民は一矢報いる

か。


【転載終了】

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>新型コロナウイルス対策で失策

を重ねても吉村人気は健在で、

府内の選挙でも維新の強さは圧倒的。


↑色々問題のある政党ですが、

この辺が分からないですね大阪と

いうところは。


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