経団連新会長“アベ友”起用の異常人事・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】

■株価3万円の声まで 経団連新会長“アベ友”起用の異常人事

  2018年1月11日


 兜町が騒がしい。経団連の次期会長人事が

株価を押し上げ、日経平均3万円がグッと

近づいたというのだ。


 経団連の榊原定征会長(東レ相談役=74)は

9日の会見で、後任に日立製作所の中西宏明会長

(経団連副会長=71)を起用すると発表した。

財界総理の人事と、株価がどう関係するのか。


 「中西氏は安倍首相の“お友達”とみられています。

安倍政権と経団連の距離は、これまで以上に近く

なるはずです。株式市場の安心感は強まり、株価

上昇をもたらすとみています」(証券アナリスト)


 中西氏は、政府の「未来投資会議」の議員を務め、

第4次産業革命の推進などを提唱している。

安倍首相の財界人脈として知られるJR東海の

葛西敬之名誉会長(77)らとともに「さくら会」の

メンバーにも名を連ねる。

昨年11月には、東京・銀座の日本料理店で

安倍首相と会食している。


 「日立製作所の連結従業員数は30万人を

超えています。賃上げの影響力にしても、

他社とは比較にならないぐらい大きいでしょう。

消費活動への刺激は株価押し上げ要因に

なります」(ちばぎん証券アナリストの安藤富士男氏)


■安倍首相とベッタリなだけに……


 東レの連結従業員数は約4万6000人、

米倉弘昌経団連前会長(80)の出身会社である

住友化学は約3万2000人だ。

日立の従業員数は規模が違いすぎる。

だが、この巨大さがかえって危険だという指摘が

ある。


 「そもそも日立は野武士集団といわれたほどで、

ひと昔前なら政権にスリ寄るなど考えられなかった。

公家と呼ばれた東芝とは対照的だったのです。

中西新会長は、安倍首相に近すぎます。今後は、

いま以上に大企業を優遇する経済政策が強まり、

中小企業はないがしろにされる心配があります」

(株式評論家の倉多慎之助氏)


 しかも、安倍首相の“お友達”企業だけが優遇

される恐れがある。

政府は、リニア新幹線の整備を進めるJR東海に

対し3兆円を低利で融資。

日立が英国で建設する原発2基(事業規模2兆円)

の融資についても、政府が全額補償する方針だ。

JR東海の葛西名誉会長も、日立の中西会長も、

安倍首相の“お友達”だ。


 一部の大企業が優遇され、日本経済を下支え

する中小企業との格差は広がるばかり。

“日経平均3万円”に浮かれてはいられない。


【転載終了】

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 すべての分野でアベ友人事ですよね。


 安倍という人は、忖度するお友達で

固めないと不安なのでしょう。


 終わった日本・・・かな!


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