自民党参院選「圧勝」予想が急変!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■自民党参院選「圧勝」予想が急変!

 “岸田インフレ”&スキャンダルの

 Wパンチで焦り

 公開日:2022/06/16


 通常国会は15日閉幕。1週間後の22日に

公示予定の参院選(7月10日投開票)に

向け、各政党・候補者の戦いが本格化する。

内閣支持率の高さから「自民圧勝」との

予想も出ているが、ちょっと雲行きが

変わってきた。

「岸田インフレ」や自民議員のスキャンダル

に有権者が厳しい目を向け始めたのだ。


  ◇  ◇  ◇


 18歳女子大生との“未成年飲酒パパ活”

疑惑が報じられ自民党を離党した

吉川赳衆院議員に対し、与党内で辞職

すべしとの声が強まっている。

13日、自民党の世耕参院幹事長が

「比例復活した議員なので自民党の議席

だ。議員辞職を求めていきたい」と発言

したのは、参院幹部として選挙への

危機感の表れ。14日は公明党・佐藤国対

委員長も「一緒に与党を構成する公明党

も、多少なりとも(参院選に)影響を

受ける可能性がある」と吉川氏の辞職を

求めた。


■投票で「物価高考慮」が7割超


 自公の幹部が焦り出したのは、岸田政権

に対する有権者の空気が変わりつつある

からだ。

共同通信の世論調査(11~13日)で

岸田内閣の支持率が前月から4.6ポイント

下落(56.9%)し、物価高への岸田首相

の対応について「評価しない」が64.1%

に上った。

さらには、71.1%が参院選の投票の際に

物価高騰を「考慮する」と答えたのだ。


■自民党の2ケタ敗北もあり得る


 自民には「パパ活」の他に

「セクハラ疑惑」の細田衆院議長問題も

くすぶっている。

参院選は選挙期間が長く(最低17日間)、

風が起きやすいと言われるだけに、

「岸田インフレ」と「スキャンダル」の

ダブルパンチが選挙情勢に異変をもたら

しかねない。


 「衆院選のような地域密着選挙と違い、

参院選は選挙区が広く、候補者は有権者

から遠い。一度も候補者の顔を見ないで

投票日を迎える有権者も少なくなく、

政権選択選挙でもないので、その時々の

政治課題に左右されやすいのです。物価

高やスキャンダルで一気に政権与党への

不満が高まる可能性があり、ギリギリま

で分かりません」

(ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)


 32ある1人区は「与野党一騎打ち」が

前回の半分以下の11選挙区に落ち込み、

自民の圧倒的優位が囁かれている。

しかし実際は、野党に勝機のある選挙区

では共産党が候補者を立てないなどの

調整がなされているため、

「自民党の2ケタ敗北もあり得る」

(自民党関係者)という。

複数区についても、北海道や東京の自民の

2人目は当落線上にいて、少しの逆風で

落選しかねない状況だ。


 有権者の怒りのマグマはたまっている。

まだまだ分からない。


【転載終了】

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 野党もバラバラですからね~!


 円安、物価高の方が影響を大きく

受けるでしょうね。

介入する気は政府にないでしょうか

ら。



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