藤原新也が山口敬之準強姦疑惑の・・・
LITERA
【転載開始】
■藤原新也が山口敬之準強姦疑惑の現場に足を運び
徹底検証!
ホテルでも寿司屋でも、山口の卑劣反論のウソが
浮き彫りに
米ニューヨーク・タイムズをはじめ、英BBCや
仏フィガロ紙など海外メディアも注目している、
“官邸御用ジャーナリスト”山口敬之氏による
伊藤詩織さんへの準強姦・逮捕もみ消し疑惑。
その一方、ようやくNHKも22日放送の
『クローズアップ現代+』でこの問題を取り
上げた。
しかし、その中身は拍子抜けするものだった。
この日は「Me Too」の世界的広がりの一方で
日本では動きが広がらない問題を特集したのだが、
そのなかで伊藤詩織さんが声を上げていることを
紹介。
だが、伊藤さんの事件が証拠である映像が残って
いるにもかかわらず嫌疑不十分で不起訴となった
という不可解なものである事実はおろか、逮捕寸前
で突如、逮捕状が取り消されたこと、相手である
山口氏が安倍首相と昵懇のジャーナリストである
ことといった重要な問題などはまったく触れずじまい。
政権からの圧力を恐れて事件の詳細さえ伝えない
とは、結局、このNHKの報道姿勢は逮捕状を握り
潰した警察と同じではないのかと思わずにいられない。
マスコミがこんな調子では「Me Too」も広がりようもない
だろう。
だが、そんななかで、写真家・作家の藤原新也氏が
この事件にアプローチした記事を発表した。
これまでも写真で世界を伝え、独自の視点から社会
の実相をルポとしてまとめてきた藤原氏だが、
現在発売中の「SWITCH」(スイッチ・パブリッシング)
では、伊藤さんとの対話のみならず、事件の現場と
なった東京・恵比寿の鮨屋やホテルといった場所を
辿っている。
そして、藤原氏は〈そこには現場でしか知り得ない
気づきがあった〉と綴っているのだ。
気づきというのは、山口氏の主張がいかに現場の
様子と食い違っているのか、という点である。
たとえば山口氏は、「月刊Hanada」(飛鳥新社)
2017年12月号に寄せた独占手記のなかで、
「泥酔した」伊藤さんをタクシーに乗せ、自身が
宿泊していた東京・白金高輪のシェラトン都ホテル
に連れてきた際のことを、このように記している。
■事件の現場のホテルに足を運んだ藤原新也が、
山口敬之の主張のウソを検証
〈このホテルでの移動について、あなたは
「意識のない状態で部屋に連れ込まれた」と主張して
いますが、それはあなたが何と言おうと物理的に
不可能です。
ホテルの一階ロビーは、車寄せからエレベーターホール
まで百メートルほどあります。
もしあなたの主張どおり、全く意識のない状態だったと
したら、私はあなたを抱えて、どうやって百メートルも
移動したというのでしょうか?〉
しかし、藤原氏が実際にホテルを訪れ、歩幅でその
距離をはかると、〈距離はその半分のわずか五十メートル
だった〉という。
山口氏は「週刊文春」(文藝春秋)に掲載された
「韓国軍に慰安婦」記事でも米公文書の内容や被取材者
の発言を捏造していたことが報じられたが、やはり
伊藤さんの問題でも事実の捏造をおこなっていたのだ。
藤原氏はこう綴っている。
〈いちげんの客ならともかく長逗留して何度もその
道程を往復している彼が距離を倍も誤認することは
あり得ない。ここには自らの立場を有利に見せようと
する“サラッとした嘘”が垣間見える〉
さらに、山口氏は手記のなかで“ホテルのラウンジ
にはスタッフがズラリと並び、宿泊客やレストラン利用者
が往来していた”と主張しているが、藤原氏が事件時と
同じ金曜日の23時にホテルを訪れると、スタッフは4名
しかおらずロビーも閑散としていたという。
「都内のシティホテル」というと賑やかな風景を思い
浮かべがちだが、〈このホテルは芸能人がお忍びで
使うことで知られる都心の離れ小島、白金にある閑静な
ホテルであり、銀座の帝国ホテルのように無関係な人が
右往左往するようなホテルではない〉(藤原氏)のだ。
また、藤原氏は山口氏が言う“長年の行きつけである
鮨屋のカウンター席で酒に薬を盛るという犯罪行為を
するわけがない”という主張にも、こう疑義を呈する。
〈一見それは誰が聞いても納得する論理のように
思える。
しかしここには落とし穴がある。たとえば性犯罪者が
かりに少女を誘拐するような場合、“土地勘”のある
場所が選ばれるのが常であり、見知らぬ土地で行為
に及ぶことは逆にリスクを伴うのである〉
これはもっともな意見だろう。そもそも、店主やスタッフ
と懇意だからこそ、常連としての信頼あるいはその
関係性から不審な行動をとっても見過ごされるのでは
ないか。
また、起業家の椎木里佳氏をはじめ、デートレイプドラッグ
の被害を受けたことを訴える女性は数多くいる。
これは、それだけ店員から注意を払われることなく実行
できる、という事実を示しているだろう。
■山口敬之が詩織さんを連れて行った寿司屋にも潜入!
藤原新也が発見したこととは…
しかも、藤原氏はこの鮨屋にも平日の19時に
〈カップルを装って〉入店。
カウンター席には藤原氏のほかには1組しかおらず、
2人の板前も〈寡黙な方々で熱心に手元ばかりを見ていた〉
こと、さらに、山口氏と伊藤さんが座ったカウンターの
もっとも奥の席は〈壁際の左片方が完全に他客からの
死角になる〉ことを指摘している。
当時、伊藤さんが座ったのはその壁際の席であり、その上、
カウンターの構造から〈かりにカウンター上にコップが置か
れたなら右斜め後方に立つ板前の目からは死角になる〉
と藤原氏はいう。
藤原氏のこの現場取材と、それを踏まえておこなわれた
伊藤さんとの対話は、ぜひ多くの人に「SWITCH」で確かめ
てほしいと思うが、それにしてもあらためて山口氏の主張
の嘘の多さには閉口させられる。
本サイトでは、山口氏の手記がいかにホテル関係者の
証言と矛盾しているのか、さらには完全な嘘に基づいて
伊藤さんを貶めた挙げ句、卑劣な人格攻撃をおこなって
いるかを伝えたが(詳しくは過去記事参照
http://lite-ra.com/2017/10/post-3540.html)、
これが「安倍首相にもっとも近い」ジャーナリストの振る
舞いなのである。
そして、この事件の最大の問題は、警察と司法の判断が
その「安倍首相にもっとも近い」ジャーナリストだったことが
影響している可能性があるという点だ。
21日放送の『日曜討論』(NHK)において、自由党・森ゆう子
議員は「国家の私物化」として森友・加計学園問題とあわ
せて伊藤さんの「準強姦事件逮捕状執行停止問題」を
挙げたが、国家権力の関与によって逮捕されるべき人が
逮捕されないという異常な自体が起こっていたのならば、
もはやこの国は法治国家ではないことを意味する。
それくらい、この事件は重要な問題なのだ。
山口氏をめぐっては、顧問を務めていたスパコン企業の
社長が助成金詐欺疑惑で逮捕され、24日には法人税
約2億円を免れた容疑で再逮捕された。
この企業に巨額の助成金がおりていた問題でも
山口氏と安倍首相の深い関係が影響していたのでは
ないかと見られているが、いまも山口氏は「安倍さん、
麻生さんとは今でも繋がっており、会いたければいつでも
セッティングする」(「週刊新潮」1月4・11日号より)などと
吹聴しているとされている。
準強姦疑惑と逮捕状もみ消しに、助成金疑惑──
このまま山口氏の問題が闇に葬られるようなことは、
あってはならない。
(編集部)
【転載終了】
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多々ある疑惑を一つでも解明することが
必要ですね。
70年の憲政史上これほど疑惑紛れの政権は
初めてですよね。
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