額賀派クーデターの波紋 “反アベ”結集なら総裁選は大波乱・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■額賀派クーデターの波紋 “反アベ”結集なら総裁選は大波乱
2018年1月29日
突然、勃発した自民党の第3派閥「額賀派」の
クーデター劇。
参院議員21人全員が、派閥領袖の額賀福志郎氏
に退任を求めている。
この時期にクーデターが起きたのは、9月に
行われる総裁選に備えるためだともっぱらだ。
衆参54人の額賀派は、“反アベ”で動くつもり
だとみられている。
もともと、闘う集団だった額賀派が“反アベ”に
回ったら、“安倍3選”に黄色信号がともる。
「クーデターの裏に、かつて参院ドンと呼ばれ
た青木幹雄さんがいるのは間違いないでしょう。
額賀派に所属していた青木さんは、いまだに
参院額賀派に絶大な影響力がある。青木さんが
“右”と決めれば、21人全員が“右”に動く。派閥
領袖の額賀さんは“安倍支持”ですが、どうやら
青木さんは、総裁選では石破茂を担ぎたいようです。
“安倍支持”の額賀さんをクビにして、派内を
“石破支持”でまとめるつもりでしょう」(自民党関係者)
もともと、青木幹雄氏と石破茂氏の関係は最悪
だったが、2016年の参院選の時、石破氏が
青木幹雄氏の長男・一彦氏の選挙を全面支援
したことで関係が修復したという。
■「3人」の共通点は“安倍嫌い”
自民党内は「額賀派」のクーデターを固唾をのんで
見ている。
第3派閥の「額賀派」が“反アベ”で腹を固めたら、
第4派閥の「岸田派」(45人)と第5派閥の「二階派」
(44人)も追随する可能性があるからだ。
3つの派閥が“反アベ”で固まったら、安倍首相は
敗北する可能性がある。
「3つの派閥が手を組む可能性はゼロではないで
しょう。まず、岸田派の実質的なオーナーである
古賀誠氏と青木幹雄氏は親しい関係です。同じ
ビルに事務所を構えている。さらに、二階派の領袖・
二階俊博氏も、2人とはツーカーの仲。青木―古賀
―二階は、いつでも話ができる。3人の共通点は
内心、安倍首相を嫌っていることです。3人とも
いわゆる“保守本流”です。保守本流は、GHQと一緒
に憲法を制定し、日本の繁栄を支えてきた。ところが、
安倍首相が敬愛する祖父の岸信介氏は“保守傍流”
です。戦犯だったため憲法制定に加われなかった。
だから、安倍首相は“押しつけ憲法だ”と批判し、
“戦後レジームからの脱却だ”と戦後の日本を否定
している。そもそも、保守本流と保守傍流は考え方が
まったく違うのです。もちろん、青木―古賀―二階の
3人は、勝ち目のないケンカはしないでしょうが、勝てる
チャンスがあれば、一気に勝負にでてくるはず。場合
によっては、岸田文雄氏を担いでもいいと考えている
はずです」(政界関係者)
NNNの調査では「次の自民党総裁に誰がふさわしいか」
は、石破21%、安倍19%だった。
国民も“安倍3選”にはウンザリしている。
今頃、安倍首相は悲鳴を上げているのではないか。
【転載終了】
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元々、党員やサポーターは石破支持であり、
安倍首相が勝てたのは議員票でした。
議員票が石破支持に回れば、出身派閥の
細田派からも離反者がでる可能性もありますね。
安倍氏は、野田聖子氏に立候補させ、
石破票を分列させるという姑息な手を使おうと
していたようですね。
国民も自民党員も安倍首相の傲慢な姿勢や
様々な疑惑にうんざりしているのかも?
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