ビール会社がジャマイカ・ボブスレーチームを救済。

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【転載開始】

■ビール会社がジャマイカ・ボブスレーチームを救済。

  発端はSNS 2/17(土)配信


 コーチの突然の辞任で使用ソリがなくなり

出場が危ぶまれていたジャマイカの女子2人

乗りのボブスレーチームに救世主が現れた。

USAトゥデイやNBCスポーツなど複数の

米国メディアが明らかにしたもので、

ジャマイカの首都キングストンに本社を持つ

ビール会社のレッドストライプが新しいソリの

提供をジャマイカに持ちかけて、

すでにチームは、そのソリを受け取ったという。


 ジャマイカは、ドイツ人のサンドラ・キリアシス・

ドライバーコーチが突然、チームを離脱、

チームは、同コーチの所有するラトビア製の

ソリを使用していたが、離脱と共に使うことが

できなくなり出場危機に追い込まれていた。


 NBCスポーツによると、そのニュースを見た

レッドスプライプ社は、SNSのツイッターを

使って支援を呼びかけ、ジャマイカサイドが反応。

すぐさま交渉がスタートして、ジャマイカドルで、

700万ドル相当、米国ドルで5万6000ドル

(約610万円)での支援がまとまり、ジャマイカは、

新しいソリを受け取ったという。


 ボブスレー協会のクリス・ストークス会長は、

同紙に「レッドストライプ社からボブスレーを

受け取った。

彼らの誠意を受けて準備を進めている。

チームは、すでに競技に出場する段階に入って

おり、精神的にも身体的にも準備を整えて

スタートラインに立つというゴールへ向けて

集中している」と語っている。


 同紙は、「ジャマイカチームは、五輪デビューの

数日前(15日)にコーチとソリという1つのみならず

2つの重要なものを失いかけた。だが、レッドス

トライプUSAが、彼女らを救った。ジャマイカボブ

スレーチームは五輪へ向けたトレーニングや準備

が無駄でなかったと知り、安心して眠りにつくこと

ができる」と伝えた。


 またUSAトゥデイもSNSでの発信が今回の支援の

発端になったことを明らかにしている。


 SNSを使った支援で言えば、リオ五輪でサッカー

のナイジェリアチームに資金難による移動費の

不足や給料の未払いによるボイコット騒動が

起きた際、高須クリニックの高須克弥院長が、

SNSを使って支援を呼びかけて、実際に

資金提供に発展したケースもある。


 ジャマイカチームは、当初、東京・大田区などの

町工場がプロジェクトを組み製作にあたった

「下町ボブスレー」のソリを使用する契約を結んで

いたが、突然、この2月に契約を破棄。

サンドラ・キリアシスコーチが所有するソリを使用

していた。

今回、同プロジェクトチームは、再度、

「下町ボブスレー」のソリの無償提供を持ちかけて

いたが、ジャマイカチームは、レッドストライプ社側

の支援にのっかったようだ。


 女子の2人乗りボブスレーは20日に行われる。


【転載終了】

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 「下町ボブスレー」が現地でソリとスタッフを準備し、

即対応できる体制にも関わらず、頑なに他のソリを

使うのは何故なのか?何があったのでしょうか?


 辞任の理由はどうあれ、昨今クロスカントリー

などで素晴らしいフェアプレイ精神が称賛され

ている中での、このコーチの姿勢は出場機会を

奪う行為として批判されそうですね。


 日本側が圧力をかけたという情報もありますが、

誤報だと思いたいですね。


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