「嫌いなコメンテーター2位の称号」・・・
Electronic Journal
【転載開始】
■「嫌いなコメンテーター2位の称号」
『週刊文春』2月22日号が発表した「『嫌いな』
キャスター・コメンテーター」の第2位に、政治
評論家の田崎史郎氏が選ばれたことは、
テレビの視聴者の多くが、この人物を「御用記者」
としてとらえていることを意味しています。
田崎氏に関するコメントは、次のようになります。
・全キャスターが中立公正であるべきとは
言わないが、露骨な“政権の代弁者”は
いかがなものか。(70歳・男性)
・ジャーナリストとして信念を感じない。
(56歳・男性)
・政府広報が必要なら与党政治家を呼べ。
(59歳・男性)
──2018年2月22日『週刊文春』より
田崎史郎氏は、特定の番組のレギュラー・
コメンテーターではないのです。
その番組で取り上げられるテーマに合わせて
出演しているようにみえます。
つまり、テレビ局の番組の要請によって出演
するというかたちをとってはいますが、政権
サイドから、ある特定テーマ、例えば
「森友・加計問題」が取り上げるときは、必ず
田崎史郎氏を出演させるようにという、圧力が
かかっているように感じるのです。
そうでなければ、そんなにタイミングよく多くの
番組に出演できるはずがないからです。
テーマについて政権側の意見を述べたいので
あれば、上記のコメントにもあるように、政権側
から政治家を出演させるようテレビ局側に要請
すればよいのです。
それを一般人のフリをした政治評論家(御用
評論家)に代弁させるのは、結果として国民を
騙すことになり、絶対にやってはならないこと
です。
これについて、同じ政治評論家の田原
総一朗氏は、次のように述べています。
ちなみに田原氏は「好き」の順位は50位に
入らず、「嫌い」の順位では21位にランク
されています。
報道番組の重要な役割は権力を監視する
こと。
ニュースキャスターは与党か野党かに関係
なく、間違っていると思うことがあれば、直言
すべきです。
最近はジャーナリストや評論家が、権力側や
視聴者からの評価、BPOの目を気にしている
のか、自分のコメントが番組に相応しいのか
どうか、その“許容範囲”を考えすぎている。
ネットが普及して1億総メディア化してきてる
現代だからこそ、自分の考えをテレビで伝え
たい。
──2018年2月22日『週刊文春』より
ネット上では、田崎史郎氏のことを安倍首相
と会食を繰り返しているところから、
「田崎スシロー」と揶揄したり、露骨な政権擁護
発言をするため「安倍応援団」ともいわれて
います。
この田崎史郎氏についてはこんな話があります。
田崎氏は、TBSの「ひるおび」によく出演しますが、
2016年12月9日の「ひるおび」での話です。
ちょうどそのとき、参院本会議では統合型リゾート
施設(IR)整備推進法案、いわゆるカジノ法案を
審議していたのです。
そして、いつ、いわゆる強行採決をする
かが番組のなかで討論されたのです。
このとき、政治評論家の伊藤敦夫氏も出演して
いました。
政府自民党は、カジノ法案を12月2日の衆院
で6時間ほどの審議で強行採決し、参院に
送ってきたのです。
「ひるおび」でのやりとりを以下に再現します。
この番組のMCは恵俊彰氏、この日のコメン
テーターとして室井佑月氏も出演していました。
恵MC:今後の本会議運営とこのカジノ法案の
採決は、どうなるのでしょうか。
田 崎:会期内の14日までには必ず成立
させるという決意でやっていますね。
伊 藤:このスケジュールを一般の人が見て
どう思うでしょうか。納得できないですね。
やり方としてはねぇ。
田 崎:伊藤さんとのスタンスの違いは、いまの
自民党、公明党という政権側はどうしようと
しているかっていう説明をしているんです。
で、伊藤さんはこうあるべきだっていう議論
をしているんです。
恵MC:田崎さんは(政権を)代弁してるわけです
もんね。
田 崎:ええ、そう、うん。代弁っていうか。取材をして、
こうやろうとしているっていう説明をしている。
室 井:多くの「国民」が反対している。
田 崎:国民って誰のことですか。どこにいるんですか。
──「リテラ」/ http://bit.ly/2gDTDlv
ひどいやり取りです。
異様なのは、明らかに安倍政権を代弁している
田崎史郎氏はあえてそれを隠そうとしないし、番組の
MCの恵俊彰氏も、それをごく当然のこととして受け
止めていることです。
これに対してリテラは次のように厳しく糾弾しています。
カジノ法案や年金カット法案、TPP承認・関連法案
などデタラメな強行採決を連発する“悪行”を報じず
ひたすら擁護し、国民の目から問題を逸らし、
安倍政権を支える。それが田崎氏の“仕事”であり、
『ひるおび!』をはじめとする各局の報道・情報番組
の現在の姿なのだ。国家という権力の思惑を代弁
することで、事実を隠蔽し歪めていく。
それは国民の知る権利を奪い、ときにその生命や
財産を危機に貶めることなのだが、しかし、田崎
氏はそんな自覚すらないのだろう。
こんな人物をコメンテーターに起用し続けることは
まさしく放送法違反だと思うのだが、“極端に偏った
報道”を糾弾し、岸井
成格氏を『NEWS23』(TBS)から追放した「放送法
遵守を求める視聴者の会」には、今後はぜひ、
田崎氏のこうした“偏向”問題を追及してもらいたい
ものだ。 http://bit.ly/2EQhFXD
──[メディア規制の実態/031]
≪画像および関連情報≫
●テレビで安倍擁護連発、田崎史郎時事通信
特別解説委員
自民党の単独過半数、さらに改憲勢力で発議に
必要な3分の2に届く勢いなど、与党の優勢が
伝えられる参院選。安倍政権がこれだけデタラメな
政策を連発しているにもかかわらず、相変わらずの
支持率をキープしているのは、やはりなといっても、
応援団マスコミによる“安倍ヨイショ”のおかげだろう。
その筆頭と言えるのが、田崎史郎・時事通信社
特別解説委員だ。
田崎氏といえば、『とくダネ』(フジテレビ)や『ひ
るおび!』(TBS)、『直撃LIVEグッディ!』(フジ
テレビ)などワイドショーをいくつも掛け持ちし、
まるで安倍首相になりかわったかのように
政治報道を解説している人物。
たとえば、昨年の安保法制国会の際には『みんなの
ニュース』(フジテレビ)で共演したSEALDsの
奥田愛基氏をフジと結託して騙し討ち。
『ひるおび!』では作家の室井佑月が多くの
国民が反対しているなかで強行採決したことを
批判すると、「『国民』て誰のことですか?
どこにいるんですか?」と嘲笑い、野党を「デモの
人たちの手前、反対をするしかないんですよ」と
一方的にヤジった。また最近でも例の「保育園落ちた」
ブログについて保育園不足をお受験問題と意図的に
すりかえるトンデモ論をぶち安倍政権を擁護し
ていた。 http://bit.ly/29x93CN
【転載終了】
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田 崎:国民って誰のことですか。どこにいるんですか。
どこかの、「こんな人たち・・・」発言と同じですね。
田崎氏をご存じない方もおいででしょうから、
ご尊顔を張り付けておきます。
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