「河瀬直美が見つめた東京五輪」に重大な送倫理違反
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■「河瀬直美が見つめた東京五輪」に重大
な送倫理違反
「NHKは歴史捏造に加担」と識者断罪
公開日:2022/09/12
昨年12月に放送した
「河瀬直美が見つめた東京五輪」(NHK・BS)
に放送倫理・番組向上機構(BPO)の
放送倫理検証委員会が9日、
「重大な放送倫理違反があった」とする意見書
を発表した。
同作は東京五輪の公式記録映画を監督した
河瀬直美氏を中心にしたドキュメンタリーで、
国立競技場の外にいた男性を取材し、
本人が五輪反対デモへの参加予定は否定した
にもかかわらず
「五輪反対デモに参加しているという男性」
「実はお金をもらって動員されていると打ち
明けた」という字幕を付けて放送。
放送後、SNSなどで字幕の不自然さを指摘する
声や真偽を問う声が上がり、NHKは2月、
“字幕の内容は誤り”と認めていた。
BPOは「単なる字幕の付け間違いという問題
ではない」とし、「放送の結果、番組はデモの
参加者はお金で動員されており、主催者の主張
を繰り返す主体性のない人々であるかのような
印象を視聴者に与え、デモの価値を貶(おとし)
めた」と記している。
■「また五輪? また河瀬監督?」の声
同日、NHKは「取材、編集、試写の各段階に
問題があり、デモや広い意味での社会運動に
対する関心が薄かったという指摘や、取材相手
への配慮や誠意を欠いていたなどという指摘を
真摯に受け止めます」とコメント。
ネット上では、「東京五輪公式ドキュメンタリ
ー映画の河瀬監督を追うドキュメントが偽装って
・・・真実はどこ?」
「また五輪? また河瀬監督?」という声も
上がっている。
同志社女子大教授(メディア論)の
影山貴彦氏はこう言う。
「五輪反対派をおとしめるような内容を放送し
たことは、歴史の捏造に加担する罪深い行為。
これだけBPOが綿密な調査の上で厳しい意見書
を発表したにもかかわらず、NHKのコメントは
あまりに紋切り型。視聴者に対する謝罪が抜け
落ちている時点で“真摯”とは言い難い。NHKは
事態を軽視し、お茶を濁しているとしか思えな
い。以前は早々に謝罪するのが最善策と言われ
ていましたが“謝罪しない”“謝罪した跡を残さ
ない”のが炎上回避策ととらえているとしたら
大いなる間違い。NHKのニュースでこの件を
扱い、NHKのコメントを神妙な面持ちで読み
上げていたが、これは謝罪ではないし、アナ
ウンサーに謝罪を任せるような態度も改める
べき。また、こういう重大な問題に我々視聴者
も関心を持たなければならないでしょう」
最初から最後まで醜聞まみれの東京五輪から
はレガシーどころか腐臭が漂っている。
【転載終了】
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河瀬監督は完全に信用を失いました
ね。
ドキュメンタリー監督としては捏造は
致命的な問題です。
また、五輪史上で最も避妊具の準備
数が多かったとか、なんとか。
アスリートも、昼間だけでなく夜も
競技を楽しんでいるようですね。
「一体何しに来ている」ですよね。
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