被害者面で「省庁が…」 改めて分かった安倍首相の人間性・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】

■被害者面で「省庁が…」 改めて分かった安倍首相の人間性

  2018年2月23日


 「我々が提出する法律についての説明は

全く正しいと思いますよ。私は総理大臣なん

ですから」――。

3年前、安保法制をめぐる「党首討論」

(2015年5月20日)で、安倍首相は

そうまくし立てた。

米国の戦争に巻き込まれることはないと

繰り返す安倍首相に、民主党の岡田克也代表

(当時)が「間違いだ」と食い下がった場面だ。


 安倍首相の思い上がった態度には、

今でも身震いがするが、今国会では百八十度、

真逆のことを言い始めた。

20日の衆院予算委で裁量労働制の

インチキデータ問題について、こう答弁した。


 「一つ一つの資料を正しいか確認しろなんて

ことはあり得ない」


 「役所から上がってきた資料については、

ある程度信頼して答えざるを得ない」


 3年前の自信はどこ吹く風。

「役所が悪い」と言わんばかりの被害者ヅラ

である。もっとも、都合が悪くなると他人の

せいにして涼しい顔が、安倍首相のおはこだ。


■困ったときは省庁に責任転嫁


 安倍首相は、昨年の通常国会などで、

森友問題の追及に「会計検査院の調査結果を

待ちたい」とし、検査中を盾にしてきた。

その後、検査院が国有地の値引きを

「根拠不十分」と指摘するとこう開き直った。


 「国有地売却問題について財務省や国土

交通省から適切に処分していたとの答弁が

あったところであり、私もそのように報告を

受けておりました。これまでの私の発言に

ついては、そのような理解の上で申し上げた

ものでした」


 「それぞれの省庁が的確と判断したものを

執行していくわけでございます」

(いずれも昨年11月27日衆院予算委)


 常に省庁に責任をなすりつけ、もはや国の

最高責任者のかけらも見いだせない。

一般企業の商談で、こんな営業部長が出て

きたら、即刻、取引停止だ。


 さらに「佐川国税庁長官は適材適所」の

言い出しっぺも安倍首相だ。


 昨年12月4日の参院本会議で「適材適所で

配置するという考え方に基づき行った」と断言。

ところが、佐川氏が「廃棄した」と言い張った

記録が財務省から次々見つかり、散々否定した

「価格提示」を示す音声データまで公開された。

佐川氏の嘘八百答弁が確定すると、

「所管の大臣から答弁させる」と逃げ回り、

安倍首相の口から「適材適所」が消えた。


 「思い上がっているのは、3年前と同じです。

安倍首相は省庁のせいにすれば逃げ切れて、

秋の総裁3選も安泰と踏んでいるのでしょう。

しかし、各省庁で問題が生じた時に責任を負う

のが、総理の一番の仕事ですよ。このような

無責任な首相の下で、マトモな国会審議が

できるはずはありません」

(政治評論家の山口朝雄氏)


 安倍首相の言い逃れ答弁でハッキリしたのは、

その薄汚れた人間性だけだ。


【転載終了】

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 安倍首相は、若いころ神戸製鋼に努めて

いましたが、腰かけだったんでしょうかね?


 働き方改革の法案は8本がセットになって

いるのですが、そのなかには野党の求める

「同一労働同一賃金」などの法案も含まれて

います。


 野党がデータがインチキとしてクレームを

つけている裁量労働制法案の撤回を求めると、

それでは全法案がチャラになるぞと与党は

脅しています。


 一強による悪どいやり方ですよね。


 政権交代が難しい国政環境であり、

法案の廃止はまず無理になります。


 この法案が通れば安倍政権を支持している、

30代、40代の若い方たちの労働環境もさらに

厳しいものになり、国全体がブラック化するかも?


 さらに、安倍首相は経済財政諮問会議に

外国人労働者の受け入れ拡大を指示しました。


 ホワイトカラーは裁量労働できつくなり、

ブルーカラーは外国人労働者に仕事を

奪われる可能性も・・・


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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