安倍首相は「麻生切り」で延命画策・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】

■森友改ざんで絶体絶命 安倍首相は「麻生切り」で延命画策

 2018年3月9日


 内閣総辞職に発展する事態を避けるために、

安倍首相が麻生財務相を切る覚悟を決めた。

7日、こんな情報が永田町を駆けめぐった。

森友学園への国有地売却問題で、財務省が

決裁文書を書き換えた疑惑で安倍政権は

大揺れだ。


 「文書の書き換えが事実なら、政権全体が

追い込まれる。誰かが責任を取る形で事態

を収束させるしかない。財務省の問題で国会

が空転し、審議が進まないとなれば、麻生

大臣の辞任は避けられないだろう。政権が

生き延びるためには、盟友の麻生さんを切る

しかないと総理も腹を固めたようだ。財務大臣

のクビでこの問題の幕引きを図るしか方法が

ない」(自民党ベテラン議員)


 書き換えの事実は「ない」と明言できない

時点で、組織ぐるみの犯罪を認めたようなもの。

麻生氏はいずれクビを差し出すことになる。


 財務省は当初、決裁文書の原本は

「近畿財務局にある」と言っていたが、途中で

「大阪地検に提出して手元にない」に変わり、

「捜査への影響」を理由に書き換え前の原本

の存否すら明らかにしない「ゼロ回答」を続け

てきた。


■二階幹事長が引導か


 事態が動いたのは7日、自民党の二階幹事長

の発言がきっかけだった。

党本部で西村官房副長官に「提出できるものは

早く出せ」と要請。

すると、財務省側が急に「省内に原本のコピーが

残っていた」と言い出し、8日、国会に提示された。


 ただし、財務省が出してきたコピーは、朝日新聞

が報じた書き換え前の文書ではなく、今年2月に

国会議員に開示したものと同じだという。

書き換えの有無も、別の「バージョン」が存在する

のかも言わないまま同じものを提示するのは、

国会に対する侮辱を重ねることにならないか。

野党が反発するのは必至で、問題は大きくなる

一方だ。


 7日夜には安倍首相と二階氏が赤坂の料亭で

会談。

ここで今後の政権運営について話し合ったとみられる。


 「表向きは森友問題については話していないこと

になっていますが、このタイミングで話題にならない

わけがない。二階さんは『ここまできたら麻生財務相

が辞任しないと国民は納得しない』とクギを刺した

はずです。そうしないと政権だけでなく、自民党も

持たなくなる。おそらく、麻生さんは今月予定されて

いるG20には行かれないでしょう」(二階派関係者)


 G20財務相・中央銀行総裁会議は19日から

アルゼンチンで開かれる。

それまでに辞任のシナリオが固まりつつあるのか。

このところ、菅官房長官が会見でしきりに

「文書の作成・管理は、各行政機関が責任を持つ」

と繰り返しているのも、麻生氏辞任の布石とみられ

ている。

財務省の問題に限定して、安倍首相の責任と

切り離す狙いだ。


 もっとも、早期の辞任は麻生氏にとっても悪い話

ではないらしい。


 麻生派の議員が言う。


 「文書改ざんの証拠が出る前に『混乱の責任を取る』

という形で辞めれば傷が浅くて済むし、総理に恩を

売って、秋の総裁選に向けて影響力を行使できる。

麻生さんと二階さんが3選を支持するかで、総理の

生殺与奪の権を握ることになります」


 国民は真実が知りたいだけなのに、文書改ざん

問題の裏では、保身と権力欲の薄汚い思惑が

蠢いている。


【転載終了】

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 問題が収束しないのは、首相の疑惑が

解明できないからでしょう。


 麻生氏だけではなく、財務省内の処分

も必要になるでしょうね。


 論功労出世という処分ではなく。


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