森友問題でアベクロ崩壊・・・!?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■森友問題でアベクロ崩壊…日銀・黒田総裁が超円高リスクに
2018年3月16日
森友文書の改ざん問題が、企業業績を直撃
するかもしれない。
「円高が心配になってきました。森友問題は
安倍政権を揺るがし、内閣総辞職だってあり
得るでしょう。安倍退陣となると、“アベクロ”で
知られる日銀の黒田総裁のクビも危うくなりま
す。退任の理由はどうあれ、日銀総裁の交代
は金融緩和の方向転換を意味します。海外
投資家は金融緩和が終わると判断しかねま
せん。そうなると、間違いなく円高になります」
(市場関係者)
黒田総裁の任期は4月8日までだが、事実上
の続投が決まっている。
ただ安倍退陣となれば、任期途中でも黒田退任
は濃厚になってくる。
財務省が森友文書の改ざんを認めた今週12日、
為替相場は変調をきたした。
市場は“麻生辞任→政局混乱”を感じ取り、
リスク回避の動きが加速。
安全資産といわれる円が買われ、1円近く円高
(1ドル=106円台前半)に振れたのだ。
「その日の午後、麻生財務相が辞任を否定した
ことで、円高はストップしましたが、金融市場は
神経質な取引となっています。黒田総裁の辞任
話が浮上したら超円高は避けられないでしょう」
(株式評論家の倉多慎之助氏)
野村証券は12日、ドル円相場の見通しを修正
した。
これまで2018年12月末を1ドル=120円と
予想していたが、110円に引き下げたのだ。
「110円という水準は別として、大手証券が10円
も従来予想を変えたのです。今後、円高方向に振れ
る可能性が高いとみるべきです」
(経済評論家の杉村富生氏)
東京商工リサーチの調査によると、大手企業の
想定レートは1ドル=110円(18年3月期の第4
四半期)だ。
現状は106円台で、想定とは4円近い開きがある。
1円の円高でトヨタ自動車は400億円、ホンダや
日産自動車は100億円の利益が吹き飛ぶといわ
れる。
「トランプ大統領が仕掛けた貿易戦争は、森友
問題によって影が薄れていますが、必ず再浮上
してきます。この先、日銀総裁交代と、貿易戦争
のダブルパンチに襲われる危険性があるのです」
(倉多慎之助氏)
野村証券は、貿易戦争が現実になった場合、
「1ドル=100円割れのリスクが出てくる」と警告
している。
森友問題が円高に拍車をかけたら、1ドル=90円、
80円という悪夢も出現しかねない。
【転載終了】
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私も月初めに証券会社から連絡がきたのですが、
「解散も含めてしばらく様子見です」と回答しました。
私たちのような小口投資家は、暴落した時が
買いのチャンスなので。
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