マイナ普及へ・・・従来の保険証だけ受診料値上げ、医療費差別は3倍に拡大
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■マイナ普及へそこまでやるか?
従来の保険証だけ受診料値上げ、
医療費差別は3倍に拡大
公開日:2022/12/22
強引な政策で国民の命と健康に関わる
医療費に「差」をつける
(C)共同通信社
ここまでしてカードを普及させたい
のか。
岸田政権が従来の健康保険証での受診料
を、来年4月から12月末まで特例的に
値上げする。
21日に加藤厚労相と鈴木財務相が協議
して決めた。
初診時の値上げ幅は1.5倍。
窓口負担3割の場合、現行12円から18円
となる。
その上、現在は負担ゼロの再診時も6円を
徴収される。
一方、マイナンバーカードと一体化した
「マイナ保険証」は値上げの対象外だ。
すでに今年10月からカード普及のため、
従来の保険証利用者の方が医療費負担は
重くなっている。
対象はマイナ保険証を受け付ける医療機関
のみだが、初診はマイナの6円に対し、
従来は12円で2倍差。
調剤はマイナ3円、従来9円と3倍もの差が
ついている。
この医療費「差別」をさらに拡大し、
岸田政権は2024年秋の実施を目指す
従来保険証の廃止・マイナカードとの
一体化に向け、なりふり構わず。
マイナ保険証の初診時負担は従来の保険証
より実に3倍も優遇されるのだ。
しかし、情報漏洩の不安などを背景に、
カードの申請率は人口の6割、マイナ保険証
の取得者は3割弱にとどまる。
また、医療機関は来年3月末までの
マイナ保険証の受け付けを原則義務化され
たため、新設備に対応できない高齢の医師
らは廃業を検討せざるを得ない事態も起き
ている。
ただでさえ、高齢者の多い過疎地域ほど
医療の確保は困難なのに、都市部との
医療格差がさらに広がりかねない。
■数々の憲法違反
「カード保有の有無で命と健康に関わる
医療費に差をつけるのは、憲法14条の
『法の下の平等』の精神に根ざした国民皆
保険制度を脅かし、『すべて国民は、健康
的で文化的な最低限の生活を営む権利を有
する』という憲法25条の生存権の保障も
ないがしろです。医療を人質に取って任意
のカード取得を強要するのは、憲法13条が
尊重する個人の自由を奪うことにほかなら
ない。数々の憲法違反を犯してまで、政府
は全国民の情報を一元的に管理したいので
しょうか」
(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)
こんな強引な手口は許されない。
すぐさま、撤回すべきだ。
【転載終了】
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自民党議員は″金太郎飴″です、
誰が首相になっても同じです。
落とすしかないんですがね~!
海外紙、
「日本国民はお人好し」なのだ
そうです。
これ、意訳が必要ですよ。
わかるかな~?
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