2042年で人口減少のピーク到来・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■2042年で人口減少のピーク到来

  運動会や遠足は廃止される 2018年4月14日


 今から25年後の2043年、秋田県角館(仙北市)

の桧木内川堤と武家屋敷通りの桜は、昔と変わら

ず満開の賑わいを誇っていた。


 スズキさん(50)はこの年、75歳の後期高齢者

に突入する。

一人娘がようやく45歳で結婚したのを機に、

故郷の秋田へと里帰りしている。


 だが、住民の数が昔と明らかに違った。

国立社会保障・人口問題研究所の

「日本の地域別将来推計人口」(2018年推計)

によると、2045年に日本の人口は2000万人

も減る。

2015年比で減少幅が大きいのは秋田のマイナス

41.2%。

青森同37%、高知同31.6%、岩手同30.9%と

続く。


 唯一、東京だけが100%台(100.7%)をキープ

しているが、大阪もマイナス17%となり、

キタ(梅田)やミナミ(難波)の歓楽街には閑古鳥が

さまようことになる。

2037年に名古屋~大阪間開業(予定)のリニア

中央新幹線も莫大な経費に乗客が見合わず、

経営者が頭を抱えているはず。地方はスラム化だ。


 75歳となったスズキさんは、毎年9月に行われる

「角館の祭り」(ユネスコ無形文化遺産)に、

“若手”として山車の引き手で参加する。


 仙北市の高齢化率は53.3%。かつて

“けんか祭り”と称された山車の巡行は、争い事も

なくノロノロと進む。

引き手の中にはインド人や中国人の移民の姿も

ちらほら。

自民党の「移民1000万人計画」が実現し、

出入国管理法が緩和されているからだろう。


 「私はこの頃こそ、日本最大のピンチになると

考えています。日本創成会議の予測では、全国

の半数にあたる896の市区町村が『消滅可能性』

に位置付けられている。消滅危機の自治体は公務

員や議員のなり手が不足し、税収減などの面から

も約75%の自治体が自治体としての機能を維持

できなくなるといわれています。現在でも地方の

小学校、中学校は統廃合を繰り返していますが、

それでも立ち行かず、eラーニングのネット授業が

主流になっている可能性もあります」


 こう話すのは、「未来の年表」(講談社現代新書)

の著者で、高知大学客員教授の河合雅司氏。


 2045年の14歳以下人口は、15年を100と

すると、高知市が65.1、愛媛県今治市は今の

半分の50.5。

町村部は軒並み2~3割だ。

ネット授業もまんざら仮想現実とはいえない。


■物故者には番号がふられて合葬


 スズキさんの住む仙北市の14歳以下人口は

現在の2740人から1011人に減り、市内に

数校ある学校の1学年の児童・生徒数は10人

を割る計算。

運動会や遠足などの集団イベントは成り立たず、

修学旅行は自動運転のワゴン車1台と引率教師

1人で事足りる。

都市部の平均的な自治体も、横浜市青葉区で

75.8、大阪・枚方市は60.7となり、子供の

遊び声は半減する。


 「独居老人の問題が顕在化していますが、25年

後はお墓の承継者もいない。名無しの遺体に番号

がふられ、役所によって合葬されるケースが増え

ます。団塊ジュニア(71~74年生まれ)は70代

に突入しますが、就職氷河期で非正規労働も多く、

低年金・無年金の問題もあります」(河合氏=前出)


 その頃、スズキさんの楽しみは、AI搭載ロボットと、

ラッキーと名付けた秋田犬と会話することだ。

(犬語の自動翻訳機は10年以内に完成=Amazon

リポートから) 


【転載開始】

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 このころになって、やっと自民の失政に

気付くのかも・・・


 このころには、私も土に帰っているで

しょうけど、それまでの老後の生活が

心配かな。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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