福田財務次官 セクハラ報道「事実と異なる」と否定・・・
NHK NEWS WEB
【転載開始】
■福田財務次官 セクハラ報道「事実と異なる」と否定
4月16日
財務省の福田淳一事務次官が複数の
女性記者に対してセクハラと受けとられる
発言を繰り返していたと報じられたことに
ついて財務省は、福田次官が「事実と異
なる」と報道を否定していることを明らか
にしました。
財務省は、事実関係を解明するため
弁護士に委託して調査すると発表しました。
財務省の福田事務次官は複数の女性
記者に対し、セクハラと受け取られる発言
を繰り返していたと先週、「週刊新潮」に
報じられ、財務省は、16日、福田次官に
行った聞き取りや今後の対応を発表しま
した。
まず聞き取りに対して、福田次官は、
週刊誌で報じられたようなやり取りをした
ことはなく、会食をしたおぼえもない、など
と否定し、「報道は事実と異なるものであり、
名誉毀損に当たることから提訴すべく準備
を進めている」と答えています。
そのうえで自身の進退については
「反省の上、緊張感を持って職務に取り組
んでまいりたい」と答え、辞任する考えは
ないことを示しています。
一方、これに対して財務省は、聞き取りは
福田次官の部下にあたる官房長が行った
ことから、財務省として、客観性を担保する
ため弁護士に委託して福田次官への調査を
続けることを発表しました。
また財務省は、福田次官への聞き取りだけ
では事実関係の解明は困難だとして、
財務省の記者クラブに加盟する報道各社の
中で福田次官と週刊誌報道のようなやり取り
をした女性記者がいれば調査に協力して
ほしいと要請しました。
■福田次官 昭和57年入省
福田淳一事務次官は、昭和57年に当時の
大蔵省に入省し、財務省の人事や官邸との
調整を行う官房長や、予算編成を取りしきる
主計局長など、省内の主要ポストを歴任しま
した。
そして去年7月に財務官僚トップの事務次官
に就任し、決裁文書の改ざん問題では内部
調査や再発防止策の取りまとめなどを指揮
する立場にあります。
福田次官の任命権者にあたる麻生副総理
兼財務大臣は、週刊誌の報道について、
先週13日、「事実ならセクハラという意味では
アウトだ」と述べていました。
また「この種の話が今のこういう状況の中で
出てくること自体、緊張感に欠いている」として
決裁文書の改ざん問題で財務省が批判される
中、緊張感が足りないと、福田次官本人に口頭
で注意していました。
ただ麻生副総理は「本人の長い間の実績など
を踏まえればその1点だけで能力に欠けると
いう話ではない」と述べて、処分などを考える
必要はないという認識を示していました。
■新潮社「記事がすべて 見解は次号で」
財務省の福田淳一事務次官が「報道は事実と
異なるものであり、名誉毀損に当たる」として
提訴の準備を進めているとしているのに対し、
新潮社は「記事に書いてあることがすべてです。
当社としての見解は今週発売の次号でお伝え
させていただきます」とコメントしています。
【転載終了】
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『財務省は「時間稼ぎ」をしたいのでは
ないかと思われる。福田氏自身は新潮社
を提訴するとも書いている。自民党として
は時間が欲しいのであろう。セクハラを今
認めると、自民党も大きなダメージを負う
からだ。』という見方があります。
テレ朝のモーニングショーでは音声分析
をやっており、声の主が福田氏である
確率は95%以上と報道しています。
後から、時間稼ぎのためだったとなると
余計面倒になるのではないでしょうか。
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