首相「拉致問題前進へ私が司令塔に」・・・!?
朝日新聞DIGITAL
【転載開始】
■首相「拉致問題前進へ私が司令塔に」 家族会などの集会
2018年4月22日
安倍晋三首相は22日、東京都内で開かれ
た、北朝鮮による拉致被害者家族会や支援
団体「救う会」などが主催する「国民大集会」
に参加した。
首相はあいさつで、「南北、米朝首脳会談の
際に拉致問題が前進するよう、私が司令塔
となって全力で取り組む」と決意を語った。
首相はトランプ米大統領との日米首脳会談
で、トランプ氏が米朝首脳会談で拉致問題を
取り上げる確約を取り付けたことを強調。
そのうえで「米国から提起されても、北朝鮮が
どのように受け止め、実際に行動していくかだ」
と語りつつ、「日米で緊密に連携し、拉致被害
者の即時帰国に向け、北朝鮮への働きかけを
いっそう強化していく」と力を込めた。
首相はこの集会に先立ち、加藤勝信・拉致
問題担当相とともに拉致被害者家族らと
約1時間にわたり面会した。
北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党
委員長が核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)
試射の中止などを宣言したことについて、首相は
「拉致問題を前進させていくか、しっかりと
見極める必要がある。今の段階で制裁を解除
することは全く念頭にない」と述べた。(太田成美)
朝日新聞DIGITAL
■蓮池透さん「司令塔?この期に及んで」 首相発言を批判
2018年4月23日
北朝鮮による拉致被害者の救出を求める集会で、
安倍晋三首相がした発言を、拉致被害者家族の
蓮池透さん(63)が批判し、話題となっている。
蓮池さんによると、「言葉と行動がかけ離れている」
との思いからの発言という。
安倍首相は22日、拉致被害者家族会や支援
団体「救う会」が開いた「国民大集会」に出席し、
「南北、米朝首脳会談の際に拉致問題が前進
するよう、私が司令塔となって全力で取り組む」
と語った。
この発言に対して蓮池さんは23日、ツイッターで
「司令塔? この期に及んで。どうやって?」と書き
込んだ。
蓮池さんは2002年に帰国した拉致被害者・
薫さん(60)の兄。
21日にTBSが放送した「報道特集」では、
首相が訪米し日米首脳会談に臨んだことに
ついて「わざわざアメリカまで行ってトランプ
大統領にお願いするというのは、自分たちが
お手上げということの裏返しなわけですよね。
それじゃまずいと思うし、トランプさんが拉致
問題を取り上げてどういうふうにするのか、
全くわからない」と発言している。
【転載終了】
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被害者家族が批判するのはもっとも
ですね。
今までバカの一つ覚えみたいに、圧力
一辺倒で拉致問題は全く無視していました。
しかし、南北会談、米朝会談が決まって、
慌てて日朝会談に舵を切り、拉致問題を
手胡麻にしようとしてきたのですから。
首相の“言行不一致”は確かですね。
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