岸信夫前防衛相が辞職へ 後継候補に長男・信千世氏浮上で・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■岸信夫前防衛相が辞職へ 後継候補に
長男・信千世氏浮上で<封建社会か>
と世論反発
公開日:2023/02/02
岸信夫前防衛相と長男の信千世氏
(C)日刊ゲンダイ
<親が政治家ならその子も政治家になって
当然─という風潮は、政治家という職業の
「家業」としての固定化につながりかねない
(略)政治の恩恵を国民各層に行き渡らせる
上で、能力や適性を度外視した世襲制は政治
の矮小化につながる懸念がある>
昨年12月20日付の北海道新聞朝刊の
<読者の声>欄で、こう嘆いていた70代の
男性派遣社員は今、どう感じているのだろ
うか。
岸信夫前防衛相(63)=衆院山口2区=は
2日、所属する自民党安倍派の会合に出席し、
近く議員辞職する考えを表明した。
3日に細田博之衆院議長(78)に議員辞職願
を提出する方針で、安倍晋三元首相の死去に
伴う衆院山口4区補欠選挙とともに、
4月23日投開票で補選が実施される見通しと
なった。
大臣在職中から体調を崩し、車いすに
座った状態のまま予算委員会などに出席して
いた岸氏。
支持者らに対して「辞職するのはじくじたる
思いがあるが、やむを得ない事情で申し訳な
い」などと語ったというのだが、SNSなどで
<封建社会か>といった声が出ているのが、
辞職に伴う補選に岸氏の長男・信千世氏(31)
が出馬する意向を固めた──と報じられたこと
だ。
開会中の国会では、岸田文雄首相(65)の
長男で首相秘書官を務める翔太郎氏(32)が
岸田首相の外遊に同行した際、公用車で観光
していた疑惑が報じられ、野党側は「身内
びいき」と激しく追及している。
その最中の「世襲候補」報道だけに注目が
集まったようだ。
時事通信によると、昨夏の参院選で当選した
125人のうち、「父母、義父母、祖父母のいず
れかが国会議員」
「三親等内の親族に国会議員がいて同一選挙区
内から出馬」のいずれかを満たす議員を「世襲」
と定義した場合、14人が当選。
当選率は73.7%で、全体の当選率の22.9%を
大きく上回っていたという。
2021年10月17日付の日本経済新聞は、
1996年以降の衆院選の全選挙区、全候補者に
ついて傾向を分析したところ、候補者全体の
13%が「世襲」で、その勝率は重複立候補し
た比例代表による復活当選を含めて80%あり、
世襲候補は7割が自民党から出馬していた──
と報じていた。
自民党国会議員にとって、もはや「世襲」
は当たり前なのだろうが、世論の反発は強い
ようだ。
<つらい仕事であれば子どもに継がせない。
そう考えれば、国会議員はよっぽどオイシイ
仕事なんだろう>
<議員報酬を半額にして、献金をなしにし
たら、いったどれくらいの世襲議員が減るの
だろうか>
<戦国時代や江戸時代か。この感覚が日本
をダメにしているのが分からないの?>
もちろん「世襲候補」とはいえ、あくまで
も当選するか、しないかは地元有権者の判断
次第。
さて、どうなるのか。
【転載終了】
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世襲候補は親と政治観が違うわけ
ではなく、小さいころから環境とい
う洗脳で育ってますからね。
この一族は何もわかっていないん
ですね。
そろそろ、政界から手を引いた方が
いいのに。
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