早くも不興買う 「国民民主党」両代表発言が野党共闘に水・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■早くも不興買う 「国民民主党」両代表発言が野党共闘に水

 2018年5月7日


 船出の日にケチをつけたくないのだが――。

民進党と希望の党が7日、新党「国民民主党」

の結党大会を都内のホテルで開いた。

両党の国会議員は計107人いるが、衆参で60人

程度になる見通し。

規模縮小も、“改憲勢力”が一掃され、立憲民主

や共産などとの「野党共闘」にはプラスと思いきや、

両代表が野党共闘に水を差すような発言。

大ひんしゅくを買っている。


 「民進の岡田克也元代表や小川敏夫参院議員

会長の不参加は痛かったですが、希望の細野

豪志さん、長島昭久さん、中山恭子さんなど、バリ

バリの改憲派が新党に加わらなかった。憲法や

安保法制で野党共闘がやりやすくなると期待して

いました。両代表の発言にはガッカリです」

(市民団体関係者)


 希望の玉木雄一郎代表は3日のネット番組で

「新しい党ができたら原則、審議拒否しない」と

発言。

希望と民進を含む野党6党は、麻生財務相の

辞任や柳瀬元首相秘書官の証人喚問などを

求めて、先月20日から審議拒否を継続中だ。

与党の譲歩を引き出そうとしている真っ最中に、

戦術そのものを一蹴するとは一体、どういう神経

なのか。喜ぶのは与党の連中だけだ。


 続いて、民進の大塚耕平代表は5日のネット

番組で、共産党に「選挙の時にはやはり多少気

を使っていただかないと、政権交代は起きない」

と注文をつけた。

2016年の参院選1人区で民進が7議席も取れ

たのは、すべて共産が候補者を下げてくれた

おかげなのに、だ。


 映画作家の想田和弘氏は<喧嘩売ってるように

聞こえる。相手に気を遣って欲しいなら、自分たち

も多少は気を遣わないと無理だと思いますよ。それ

とも共闘したくないってことかな?>とツイートした。


 さらに大塚代表は、安倍政権の悪事をアシスト

してきた公明に対して「一番考え方が近いと言え

ば近い。与党の一角ではあるが、よく話し合いは

していきたい」と秋波を送る始末だ。


 政治評論家の山口朝雄氏が言う。


 「現在の政治状況において野党の役割は、一刻も

早く安倍悪政を終わらせることです。そのためには

小異を捨て、全力で野党共闘を進めるしかない。

両代表の発言は、これまで築き上げた野党間の信頼

関係を損ないかねません。与党にすり寄る新党なら

国民の大きな支持は得られないでしょう」


 新党はどんな舵取りを見せてくれるのか。


【転載終了】

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 この両党(希望、民進)は根本的なことが

わかっていないのでしょう。


 来年の参議院選には結構な議席を失うかも。


 「国民民主党」に参加しなかった議員さんは

正解かも。


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