サンモニ、報ステとも時間帯視聴率「1位」 ・・・

テレビが10倍面白くなるコラム


【転載開始】


■サンモニ、報ステとも時間帯視聴率「1位」

 首相官邸から目の敵にされる番組ほど面白い

 公開日:2023/03/19


関口宏(C)日刊ゲンダイ


 「番組が始まった時から、中庸の精神で

真ん中のつもりでやってきましたが、いつ

の間にか、左の方にいた番組がなくなって、

一番左みたいになってしまいました。でも、

最初の思いは変わっていないつもりです」


 日曜朝のTBS系報道番組

「サンデーモーニング」の司会・関口宏は、

2014年度「放送人グランプリ」に選ばれ

たときにこうあいさつした。


 明らかになった総務省の行政文書による

と、ちょうどその頃、安倍内閣の礒崎陽輔

首相補佐官が、

「(安倍総理は)今はサンデーモーニング

には問題意識を持っている」

「サンデーモーニングは番組の路線と合わ

ないゲストを呼ばない。あんなのが(番組

として)成り立つのはおかしい」

「けしからん番組は取り締まるスタンスを

示す必要がある」と総務省をたきつけてい

たのである。


 首相官邸からニラまれているという情報

は、おそらく関口の耳にも届いていて、

だからあの発言になったのだろう。

すると今度は、高市早苗総務相(当時)が

「行政指導しても全く改善されない場合、

それに対して何の対応もしないと約束する

わけにいかない」と停波をチラつかせた。

電波を使えなくされたら、テレビ局は

つぶれる。

TBS系ワイドショー「THE TIME,」の

司会・安住紳一郎によると、

「当時、放送局の中ではショッキングとい

うか、かなりドキッとした」(3月8日放送)

というから、黙らせることはできなくても、

ビビらせる効果はあったようだ。

それでも「サンモニ」は、「われわれは、

この番組の姿勢を淡々と貫いていかない

といけないと思っている」(関口宏.3月5日

放送)と、歯を食いしばった。


 官邸のターゲットにされてきた番組は、

ほかにもいくつかある。

行政文書では、テレビ朝日系の

「報道ステーション」と「モーニングバード

(現・羽鳥慎一モーニングショー)」も

やり玉に挙がっていた。


■高市早苗氏の「大ファン」発言に羽鳥慎一

 はありがた迷惑


羽鳥慎一(左)と玉川徹コンビも根強い人気

/(C)日刊ゲンダイ


 「サンモニも含めて、いずれもコメンテー

ターが安倍首相の独走に批判的な論陣を張っ

ていました。面白いことに、それらの番組は、

いまや世帯視聴率で同時間帯トップの人気で

す。忖度なしの姿勢に視聴者は留飲を下げ、

支持され続けているということです」

(報道番組元プロデューサー)


 そして、首相官邸の「けしからん番組」の

キャスター・コメンテーターほど“好きなラン

キング”上位というのも、安倍首相や周辺を

イラつかせていたのだろう。


 文春オンラインの「信頼するキャスター&

コメンテーターベスト10」で、

1位は「モーニング」玉川徹、

2位は「報ステ」大越健介、

「サンモニ」青木理も8位に入っている。

お上が「けしからん」というものほど巷で喝采

を浴びるのは、二条河原の落書の時からそうな

のだ。


 「各番組のチェックは、内閣広報室の職員

3人が専従でやっているといわれています。

それぞれのコメントの長さまでストップウオ

ッチで測っているというから、ご苦労なこっ

てす」(メディアアナリスト)


 高市大臣は「羽鳥アナウンサーの大ファン」

なので、「テレビ朝日をディスるはずもござ

いません」なんてウケ狙いの答弁をしたけれど、

こういうのをありがた迷惑というんだろうな。

(コラムニスト・海原かみな)


【転載終了】

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 安倍政権で官邸から″不興を買った″

キャスターが何人も降板させられています。


 直近では「羽鳥真一モーニングショー」

で玉川氏が降板させられてしまいましたが

視聴率が落ちたからか、ここのところ連日

玉川氏が顔を出していますね。


 報道番組で視聴率がいいのは、政治や

経済に興味を持つコアな視聴者がいるから

であり、カンバンキャスターやコメンテー

ターを降板させてしまうと視聴率がガタ落

ちしてしまいます。


 とにかく、自民党の政治家のレベルを上

げることが早急に必要ですね。

それには保守系支持者のレベルをあげるこ

とですかね。


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