炎上の陰で次々と…財務省“国民に痛み”ラッシュの悪辣
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■炎上の陰で次々と…財務省“国民に痛み”ラッシュの悪辣
2018年5月20日
史上初の政権交代を実現し、92歳で
国のトップに返り咲いたマレーシアの
マハティール首相。
公約通り、6月1日から6%の消費税を
撤廃するというから、何ともうらやましい
限り。
日本では来年10月から消費税が10%
に引き上げられる上、財務省は次から
次へと、負担増や給付削減を打ち出して
いる。
腹立たしいのは、改ざんやセクハラなど
の不祥事続発や、“1日1言”ペースの
麻生財務相の「暴言癖」があまりにひどい
ため、負担増のニュースが、すっかり
かすんでしまっていることだ。
社会保障に詳しい立正大客員教授の
浦野広明氏が言う。
「財務官僚や麻生大臣に批判が集まり、
影を潜めていますが、同時に血も涙も
ない政策にも注視しなくてはいけません」
実際、ここ1カ月強の炎上中に、
財務省がもくろむ「負担増」や「給付削減」
が次々と明らかになっている。
▼風邪など軽い症状での受診は、窓口で
支払う自己負担を引き上げる(4月11日
の財務相の諮問機関「財政制度等審議会」
分科会)――。軽症での受診が、重病に
発展せずに済んでいる側面もあるのに、
財務省には医療費増大の元凶と映るらしい。
▼厚生年金の支給開始年齢はすでに、
2025年にかけて65歳に引き上げられるが、
68歳まで一段と引き上げる(同前)――。
分科会の資料には<支給開始年齢の引き
上げは高齢就労を促進する>とある。
つまり「年金支給を渋れば、その間は働く
だろう」という考え。高齢者への“経済制裁”だ。
▼現行1割の75歳以上の医療費自己負担
を2割にする(4月25日の財政制度等審議会)。
▼寿命の伸びや人口減などによる医療費増
を自動的に患者に付け替える「マクロ経済
スライド」を導入(同前)。
▼高齢化に伴う社会保障費の自然増を
19~21年度までの3年間で1兆円に
抑えるという(今週の報道)――。
16~18年度の1.5兆円よりさらにカットする
腹積もり。「経済財政諮問会議」の試算では、
社会保障の自然増は3年間で最低2.1兆円
程度だから、半分以下に抑えられる。
「膨張する防衛費や、富裕層などにはメス
を入れず、国民生活に犠牲を強いるのは
本末転倒ですよ。負担増と給付削減は、国
が国民との約束を破るということ。国民の
人生プランも崩れ、不安も増大する。それを
財務省は、ジワジワと淡々と進め、国民に
申し訳ないという姿勢は全く見えません。
政策遂行も、国民をナメ切った不祥事の
対応と通じる部分があります」(浦野広明氏)
マレーシアのように政権交代で「喝」を
食らわすしかないか。
【転載終了】
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医療費については、医師会と結託して
大量の薬を投与していることが原因では?
日本は世界の流通する薬の40%を占め
ています。
年金については、まだ高齢でも働いて
いる方は結構います。こじつけです。
財政の負担増を言うなら、増税以外に
やることがあるのでは。
無能なチルドレン政治家の削減とか。
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