“蚊帳の外”気にして安倍首相が画策する米朝会談現地入り!?

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■“蚊帳の外”気にして…安倍首相が画策する米朝会談現地入り

  2018年5月21日


 来月12日にシンガポールで開催が

予定されている史上初の米朝首脳会談。

安倍首相が当日、現地入りするのでは

ないかという仰天情報が飛び交っている。

政府は、外務省の金杉憲治大洋州局長を

派遣する方針だ。


 さんざん対北「圧力」を唱え、北朝鮮との

対話を拒否してきた安倍首相が、

今になってノコノコ出かける理由は何なのか。


 「安倍さんは北朝鮮問題で“蚊帳の外”と

いわれていることを非常に気にしています。

政権が気をもんでいるのは、中国や韓国が

米朝会談に何らかの形で参加すること。実際、

その可能性はゼロじゃありません。そうなると、

日本はますます『置いてきぼり感』が強くなって

しまう。中国と韓国が現地入りするなら、とに

かく自分も行って『一緒の写真に納まりたい』

と考えているようです」(外交関係者)


 要するに、蚊帳の外と批判されないように

したいというワケだ。

一説には、安倍首相は24日から訪問予定の

ロシアで、プーチン大統領に

「一緒にシンガポールに行こう」と呼びかける

のではないか、とか、米朝会談が行われる

隣の部屋で待っているつもりらしい、といった

話も流れている。


■金正恩に会えるのか


 問題は、たとえ現地入りしたとして、

金正恩委員長に直接会うことができるのか、

「蚊帳の外とバカにされたくない」という動機

だけで、外交成果なんて期待できるのか、

ということだ。


 元外交官の天木直人氏はこう言う。


 「安倍さんは、行くなら、金正恩と会わなけ

れば、みっともなくて帰ってこられないでしょう。

『拉致被害者全員の即時帰国』と意気込んで

いる以上、手ぶらで帰国できるはずがない。

成果ゼロでは、ただの恥さらしですからね。

かといって、従来通り圧力一辺倒の主張を

繰り返しに行くだけでは融和ムードに水を

差すことになる。北は『拉致問題は解決済み』

という立場です。仮に安倍さんがシンガポール

に行くとして、どのような“成果”を持ってこられ

るか見モノですね」


 「外交の安倍」を自負しているようだが、

安倍政権の5年間で拉致問題は何も進展して

いない。

北朝鮮とコンタクトするルートすらない。

「北京の大使館ルートを通じて対処」

「米国と完全に一致」などと壊れたレコードの

ように唱え続けているだけだ。

とうとう、金正恩から「日本はなんで拉致問題

を直接言ってこないのか」と揶揄される始末で

ある。

どこが「外交の安倍」なのか。


【転載終了】

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 まあ、あまりみっともない真似だけは

しないようにしてほしいものです。


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