「参院選の顔」重視 安倍3選のカギ握る・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■「参院選の顔」重視 安倍3選のカギ握る竹下派と公明の本音

  2018年5月31日


 安倍首相の自民党総裁3選にますます

赤信号がともってきた。ポイントはズバリ、

「参院選の顔が安倍首相でいいのか」で

ある。


 先週末、自民党の竹下亘総務会長が9月

の総裁選に関し、「首相は選挙に負けたら

終わり。首相の責任は重い」と発言。

来夏の参院選で勝てる人かどうかを基準に

する考えを明らかにした。

そのうえで安倍首相について、内閣支持率

が30%台に低下していると指摘し、

「ちょっと待てという空気があるのは事実だ」

と、厳しい見方を示したのだ。


 竹下氏が派閥会長を務める竹下派は、

首相派閥の細田派、麻生派に次ぐ党内

第3勢力。

総裁選への態度をギリギリまではっきり

させず、派閥の存在感を高めるため、

キャスチングボートを握る作戦とみられている。

今回の発言も“観測気球”のたぐいだろうが、

モリカケ疑惑が底ナシで世論の信用をどんどん

失う安倍首相に、「参院選の顔」はキツイ条件だ。


 「旧経世会の流れをくむ竹下派は、90年代

の分裂騒動で小沢一郎氏など衆院議員が

自民党を離党する中、参院議員の多くが

自民党に残った。そうした経緯もあり、竹下派

は今も参院が主導権を握っていて、参院選

での勝利に重きを置いています」

(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)


 公明党も、自民党の「参院選の顔」を気にして

いる。

29日、山口那津男代表(同下)が安倍首相と

官邸で会談したが、モリカケ問題について

「国民の納得と理解が大事だ。政府として誠実

に取り組んでほしい」と苦言を呈した。


■公明は「自民が弱いと困る」


 実際、支持母体の創価学会からは来夏の

参院選を見据えて、「安倍首相のままでいいのか」

という声が届いているという。


 公明党関係者がこう言う。


 「うちは参院選では複数区で候補者を擁立します

から、自公で戦うことになります。特に来年は愛知、

兵庫、福岡の3選挙区で新たに候補者を立てる。

前回も立てていますが、参院は3年ごとに半数改選

ですから、初陣みたいなもので厳しい戦いが予想

される。その際、自民が弱いと困るのです。思い

切ってぶつかることができないし、F票など支持者

以外のパイの食い合いが起きる。自民党総裁の

人気が高く、政権が盤石であってこそ、我々が戦い

やすくなります」


 参院選の顔……安倍首相ではムリだ。


【転載終了】

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 自民党の調査によると、いま解散総選挙

をやった場合、80議席減というデータが

出たようです。


 来年の参院選では自民党の議席が減る

可能性が高いということになりそうですね。


 来年の参議院選まで“モリカケ”を引き

ずられたら困るでしょう。


 自民党は安倍首相に辞任してもらい、

参議院選は新しい顔でというのが本音

ではないでしょうかね?


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