夏休み気分か 安倍首相“お気楽外遊”で延長国会の半分不在
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■夏休み気分か 安倍首相“お気楽外遊”で延長国会の半分不在
2018年7月4日
国会のアディショナルタイムも残りわずか。
延長国会は22日までだが、21日は土曜日
だから、20日(金)が実質的な会期末だ。
ところが、残り16日間のうち、安倍首相は
8日間に及ぶ外遊で半分も日本を不在に
するという。
安倍首相は2日の政府・与党連絡会議で、
11~18日にベルギー、フランス、
サウジアラビア、エジプトの4カ国を訪問する
と明らかにした。
どれも、いま行く必要のない外遊ばかりだ。
「6月中に国会を閉じる予定だったので、
完全に夏休み気分の外遊日程を組んでいた。
EUの本部があるベルギーでは、一応、
日EU経済連携協定に署名することになって
いますが、訪欧のメインイベントはパリで毎年
7月14日に開催されるフランス革命式典を
見物すること。総理は恒例の軍事パレードを
楽しみにしているそうです。日本文化博覧会
の開会式にも参加します。中東でも特に重要
な会談や喫緊の課題があるわけではなく、
財界人を引き連れた物見遊山みたいなもの
です」(官邸関係者)
サウジアラビア、エジプトには、日本の民間
企業関係者らの経済ミッションが同行する。
当初はイランも訪問する予定だったが、
米国のトランプ大統領に忖度して、今回は
見送ったという。
■不在中に強行採決、不信任封じ
安倍自民党は、この長期外遊をトコトン利用
するつもりだ。安倍首相の不在中に国民の多く
が反対しているIR関連法案や、参院の議席を
増やす選挙制度改革、憲法改正の手続きを
定めた国民投票法改正案などを強行採決して
も、野党は抗戦手段が限られる。
会期内に1度しか使えない内閣不信任案を
首相不在時に出すわけにいかず、安倍首相
が出席する集中審議も開けない。
「官邸サイドが国会延長を22日までと決めた
背景に、外遊日程を念頭に入れた“不信任封じ”
のスケジュールがあったことは想像に難くあり
ません。首相の不在中に強行採決を連発して
積み残し法案を処理し、帰国後の19日に
不信任案を出しても、野党の抵抗は時間切れ
ということになりそうです」
(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
与野党の攻防が激しくなる会期末直前に首相
がお遊びの長期旅行で不在なんて、常識では
考えられないが、これも安倍首相が国会を軽ん
じていることの表れだ。
【転載終了】
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延長国会は、ワールドカップを利用し、
法案成立が目的なので、法案が成立して
しまえば、モリカケ追及を逃れるため外遊
ということでしょう。
ただの外遊ならまだいいですが、この方は
海外に何百億円もバラ撒いてきてしまうので
始末が悪いです。
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