官邸が“裏口入学リスト”回収・・・?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■官邸が“裏口入学リスト”回収…不正合格事件が政界に波及か
2018年7月15日
文部科学省の私立大支援事業を巡る
汚職事件が政界に波及しそうだ。
受託収賄容疑で逮捕された同省前局長・
佐野太容疑者(58)の息子を不正合格
させたとされる東京医科大学が、過去にも
不正合格させた受験生の“裏口入学リスト”
を作成していたことが発覚。
東京地検特捜部は医科大側から複数の
リストを入手しているとみられ、捜査の手は
霞が関にとどまらず、政界に飛び火する
可能性が出てきた。
裏口入学リストには、受験番号や受験生
の氏名に加え、医科大側に依頼したと
みられる親や親類の氏名もあり、紹介者の
欄には個人名のほか、「内科OB」「病院副院長」
といった肩書まで記載されているという。
受験生は重要度に応じ、第1候補、第2候補
などとランク付けされているというから生々しい。
大学幹部の指示で、長年にわたって作成されて
いたようだ。
裏口入学リスト問題を最初に報じたのは、
13日の読売新聞の朝刊。
その後、フジテレビが午前中のニュースで
リストの現物を示しながら報じた。
報道に肝を冷やしたのが、実は安倍官邸だった。
「リストをリークしたのは医科大側ではなく、
特捜部サイドとみられています。大物政治家
の名前が記されていると政界でウワサになって
いましたが、案の定、ニュースが出たきのうの
午前中、官邸が“物証”の回収に動いていたと
いいます。リストには本当に与党政治家の名前
が書いてあるのかもしれません」(政界関係者)
佐野容疑者は、息子を不正に入学させて
もらう見返りに、医科大が私立大支援事業の
対象に選定されるよう後押しした疑いを持た
れている。
医科大側で主導したのは、学内で
「医科大の習近平」と呼ばれる臼井正彦前理事長
と鈴木衛前学長だ。
同様のスキームで政治家の子息や支援者の
親族まで裏口入学させていた可能性があると
いうことだ。
リークしたのが事実なら、特捜部の狙いは
何なのか。
「特捜部はスパコン開発会社『ペジーコンピュー
ティング』の助成金詐欺事件で、安倍首相や
麻生財務相ら政界とのつながりが強い斉藤元章
前社長の逮捕を起点に『議員バッジ』を狙ったと
いいます。しかし、中途半端な形で捜査は終結。
決裁文書改ざん問題の佐川宣寿前国税庁長官
の案件では、官邸が法務省に圧力をかけ、捜査
が潰されたといわれている。メンツを潰された
検察側は『今度こそ』とヤル気になっているのです。
まずは、医科大と直接の利害関係にあり、立件
しやすい文科省の佐野前局長を捜査のきっかけ
にしたということ。特捜部は『三流省庁の局長
レベルでは終わらせない』と息巻いているといい
ます」(司法関係者)
今ごろ、ビクビクしている与党議員がいるの
かもしれない。
【転載終了】
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まあ、官邸のトップでさえ「裏から入って、
裏から出た」とまで囁かれていますからね。
検察がどこまでできるか、当てにはなり
ませんがね。
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