豪雨初動遅れも反省なし・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■豪雨初動遅れも反省なし…

 安倍政権が強弁するウソと言い訳

 2018年7月19日


 「万全の態勢で対応に当たってきた」――。

17日の参院内閣委で、野党から西日本豪雨

への対応の遅れを追及され、こう平然と答えた

安倍首相。

被害は死者217人、行方不明者15人、

避難者4800人にまで拡大しているのに、

よくも「万全の態勢」などと口にできたものだ。

「赤坂自民亭」と称する酒盛りでドンチャン騒ぎ

をしていたことなど、まったく反省していないの

である。


 ウソや言い訳は、この政権の常套手段。

無反省なのは、安倍首相だけじゃない。


 麻生財務相は、17日の会見で、赤坂自民亭

について「(報道が)懇親会で酒を飲んだ話

ばっかりにつくっている。ああいう話で取ら

れたのは、はなはだ残念」と、まるでメディアが

悪いかのように責任転嫁。


 おまけに、赤坂自民亭が議員の親睦を深める

場として「極めて有効な手段のひとつ。

いいことだと思っている」と称賛したのだ。


 どんなに安倍首相が「万全の態勢」と強弁

しようと、豪雨対応に「空白の66時間」が

あったことはまぎれもない事実だ。

今月5日から8日の首相動静を改めて見ると、

いかに初動対応に問題があったか、よーく

分かる。


 5日夜に開かれた赤坂自民亭の酒盛り。

その6時間前の午後2時には、気象庁が

豪雨被害の拡大を懸念してわざわざ会見

を開き、異例の「注意喚起」を出していた。

京都、大阪、兵庫の16万人に避難勧告が

出される事態にまでなった。

8府県に「特別警報」が出されたのは6日。

なのに、この日、安倍首相は一切動いて

いない。ようやく動いたのは7日。

しかし、7、8日も20分足らずの「会議」を

やって、私邸に帰って引きこもり。

これのどこが「万全な態勢」なのか。


 政治ジャーナリストの角谷浩一氏がこう

言う。


 「12日の細田派の会合で、豪雨被害に

関連して、所属議員から旧民主党政権

時代の公共政策への批判が飛び出ま

した。ダメな政策なら閣議決定してでも

覆せばいいのに、豪雨被害の拡大を責任

転嫁している。きっと、他人事のように捉え

ているのでしょう。制度や規則に基づいた

対応をする行政に対し、政治家は想像力

を働かせて欠点を補うのが役目。被害を

受けて困った人がいる時点で『問題あり』

なのに、初動対応に『問題ない』と言える

のが不思議です」


 赤坂自民亭に参加していた小野寺防衛相

のウソもヒドイものだ。

10日の会見では、「(5日の夜は)防衛省

から随時連絡が来ていたし、その都度指示

を出していたので、特に支障はない」と

威張っていた。

しかし、「酔っぱらって自衛隊に指示を出した

のか」と批判されると、今度は、飲酒をしながら

指示をしたことはなかったと釈明して居直った

のだ。


 前代未聞の豪雨被害を経験しても、

安倍政権はウソと言い訳ばかり。

「国民の生命」を守れるわけがない。


【転載終了】

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 政権自体がネジの1本や2本緩んでいる

のでしょう。


 世界もこの災害に関心をもっていることを

忘れてはならないでしょう。


 というか、「またアベか」なのでしょうね。


LC=相棒's のじじ~放談!

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