くりぃむ上田が赤坂自民亭に続き安倍首相を痛烈批判!

LITERA


【転載開始】


■くりぃむ上田が赤坂自民亭に続き安倍首相を

 痛烈批判!

 「特定秘密保護法以降、ひとつも丁寧に説明

 してもらった覚えない」


 カジノ法案や高プロなど悪法の数々が

強行採決された“最悪の国会”が閉幕したが、

安倍首相は会見で

「我が国が次の時代に向かって大きな一歩を

踏み出した、そういう国会になったと

考えている」などとワケわからない総括をした。

豪雨災害のなか、お友達の利権のために

カジノ法案の審議を強行し、国民の生活を

置き去りにした政権の問題は、閉会後も一層

追及されねばならないのは言をまたない。


 そんななか、本サイトでは先日、くりぃむしちゅー

の上田晋也が14日放送の

『上田晋也のサタデージャーナル』(TBS)の

なかで、例の赤坂自民亭の一件を強く批判

したことを紹介した。


 マスメディアが弱腰のなか、「えひめ丸の事故

のとき、森喜朗首相がゴルフやってて退陣まで

追い込まれたじゃないですか。

僕はまったく同レベルの話だと思う」とまで踏み

込んだ上田の発言は大きな共感を呼んだ一方、

ネット上ではまたぞろ安倍シンパのネトウヨたち

〈上田晋也は反日左翼〉

〈上田晋也も極左マスゴミの操り人形に成り

下がったな〉などと攻撃を仕掛ける事態と

なっている。


 あきらかな政治の国民軽視に対して苦言を

呈しただけで「反日極左」呼ばわりする頭の

悪さは毎度のことだが、しかし、人気商売の

タレントにとってはときに命取りになりかねない。

実際、ネトウヨの批判や電凸(放送局などへ

電話クレーム攻撃)によって、どんどん政治的

発言を封じ込められてきた芸能人を本サイトは

ごまんと見てきた。


 そんなことから、くりぃむ上田も、ネトウヨから

の攻撃を受けて、政権に対するまっとうな批判

のトーンが弱まってしまうのではないか。

そんな懸念を抱いていたのだ。


 しかし、それは杞憂に終わった。

21日放送の同番組でも上田は恐れることなく、

赤坂自民亭の問題に対する批判を繰り返し

述べたのだ。

それだけでなく、政権による乱暴な国会運営を

正面から批判、さらに与党が強行成立させた

議員定数増の改正公職選挙法についても、

実に当を得た指摘をしたのである。


 まず、番組では最初のVTRのなかで、赤坂

自民亭について麻生太郎財務相が

「いろいろな話をするという意味では極めて

有効な手段の一つだと」

「いいことだと思ってますから」

「ああいう(批判的な)話で取られたのははな

はだ残念ね」と擁護したことを紹介。

スタジオトークにうつると、すぐに上田がこう

切り込んだのだ。


 「先週ね、この番組でも赤坂自民亭ね、あの

タイミングでああいう会合をやるとはなんぞやと、

大いに怒りましたけど。麻生さんがね『非常に

有意義な会合だ』と。いや、そういうことを言って

るんじゃないんですよ。あのタイミングでやること

(が問題)。ああいう(気象庁の)発表もあってね」


 まさに上田の言う通りだ。

何度でも繰り返すが、事実、5日14時の時点で、

気象庁は「記録的な大雨となるおそれ」と大雨

では異例の緊急会見を開き、17時台には

「厳重な警戒」を呼びかけ、十数万人に避難指示

や勧告が出されていた。

にもかかわらず、安倍首相ら政権幹部は内輪の

酒盛りで騒いでいたのだ。

政府としてなすべき対応をなおざりにしていた

のは明らかであり、それを「有意義な会合」など

と言うのはスリカエにもほどがある。


 しかも、上田はその前の週の放送で赤坂自民亭

に対する怒りを表明したことを自ら持ち出した上で、

もう一度、その問題点を指摘したのだ。

ネットで「反日極左」などと言われようが、

おかしいことはおかしいと言い続けるという、

上田の決意表明のようにも思えてくるではないか。


■くりぃむ上田「特定秘密保護法以降、

 1個も丁寧に説明していただいた覚えはない」


 実際、上田はその後も政権や法案の問題点に

ついて鋭い指摘を連発。

たとえば参議院の議員定数を6増加する公選法

改正案についても、「あれだけね、(安倍首相は)

力強く『定数削減をします!』と言っておきながら、

ねえ、人口は減っている、消費税は上がる、国民

一人一人の負担は増えるにもかかわらず、

定数を6も増やすというのは」と真っ向から疑義を

呈したのだ。


 これは、安倍が野党時代の2012年党首討論で

「私たちの選挙公約においてですね、定数の削減

と選挙制度の改正を行なっていく、こう約束して

います。いまこの場で、そのことをしっかりとやって

いく! 約束しますよ!」と大見得をきり、

首相に返り咲いてからも「身を切る改革」と連呼

していたことを念頭に置いた発言だ。

ようは「身を切る」とアピールしておきながら、

実際には国民の負担を増やす安倍首相の

アベコベと嘘を、上田は端的に指摘しているので

ある。


 さらに上田は、話題を振られたゲストの

ミッツ・マングローブが、定数6増は一票の格差を

是正するためという面もあるとコメントしたこに

対しても即座に反論。

「でも他に方法があるわけでしょ、(定数を)6増や

さなくても。一票の格差を是正するためには」と

つっこんだ。


 これもその通りで、番組でもジャーナリストの

龍崎孝氏が解説していたように、定数6増の

うち4増にあたる比例区で、合区で候補者を

立てられない県から優先して当選させる「特別枠」

をつくる改正案は、実際のところ司法が指摘して

いる一票の格差を解消するものではなかった。

結局は、議員を増やしたいだけのお手盛りの

法案なのである。


 しかも、上田がすごかったのは、これで話を

終わりにしなかったことだ。

上田は改正公選法のような合理的説明の

つかない法案を、次々に強行成立させ続けて

いる安倍首相の態度を、こう強く批判したのだ。


 「なんて言うんでしょうね、あの特定秘密保護

法案のときですかね、(法案を)強引に通して、

『ちょっと私も説明不足でした』と安倍総理がね、

『今後、真摯に丁寧に説明していきたい』とおっ

しゃいましたけど。あれ以降、1個も丁寧に説明

していただいた覚えはないんですけどね。どの

法案もただ強引に通して、今回も党利党略で

拙速に決められた感が非常にあるんですが」


 振り返ってみれば、特定秘密保護法にしても

安保法制にしても共謀罪にしても、有権者の

多くが反対しているなか、安倍首相は「国民に

丁寧に説明し続ける」と強弁を重ねながら

数の力で強行成立させていった。そして、一度

法案を通してしまえば知らん顔して、その「丁寧

な説明」とやらを続けた試しはない。ようするに、

国会会期中のみ殊勝なことを言っているだけで、

あとはやりたい放題というわけだ。その意味でも、

上田の批判は極めて筋が通ったものと言う他ない。


 本サイトでは、上田が赤坂自民亭を痛烈に批判

した14日放送回を紹介する記事の中で、これまで

目立って政権批判をしてこなかった上田が、

ここまで怒りの声をあげたのは、安倍首相の

暴挙のあまりの酷さゆえではないかと指摘した。

だが、特定秘密保護法のころから安倍首相の

二枚舌を見抜いていたということは、もしかすると、

上田は今になって政権の問題点を指摘するように

なったというよりも、ずっと前から、そのヤバさに

気がついていたのではないか。そんな風にも思え

てくるのだ。


 いずれにしても、“権力のウォッチドッグ”である

ことを放棄した現在のテレビ界では、安倍応援団

コメンテーターばかりが重宝され、日和見のお笑い

芸人やタレントがワイドショーや情報番組を

仕切っている。

そのなかにおいて、上田のようなスタンスは貴重だ。

くりぃむ上田には、ぜひ、安倍政権の横暴や怠慢

を徹底批判する気骨をこれからも発揮し続けて

もらいたい。

(編集部)


【転載終了】

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 流石に、売れっ子のお笑いタレントを

簡単には外せないのでしょうね。


 とはいえ、権力に迎合してしまう多くの

タレントに比べ、骨があるということで

しょうか。


>安倍シンパのネトウヨたちが

 〈上田晋也は反日左翼〉

 〈上田晋也も極左マスゴミの操り人形

 に成り下がったな〉などと攻撃を仕掛け

 る事態となっている。


 というように攻撃しますが、自分たちが

ヘイトや偏った個人攻撃、規約違反を

通報されてアカウント凍結されると、

「言論封殺だ」と騒ぐ身勝手さは安倍首相

そっくりですね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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