違法な長時間労働 調査した事業所半数近くで実施 厚労省
NHK NEWS WEB
【転載開始】
■違法な長時間労働 調査した事業所半数近くで実施 厚労省
2018年8月13日
長時間労働が問題になるなか、厚生労働省が
昨年度、立ち入り調査を行った全国の事業所のうち、
違法な長時間労働が行われていたのは全体の
半数近くに上ったことがわかりました。
厚生労働省は長時間労働への対策として、
過労死が起きるなどした事業所を対象に
立ち入り調査を行っていて、昨年度は
2万5676か所を調査しました。
その結果、労使協定の上限を超える違法な
長時間労働が行われていた事業所は1万1592か所
と全体の半数近くに上りました。
また、このうちの74%にあたる8592か所で、
1か月当たりの残業時間が過労死ラインとされる
80時間を超えている人がいました。
なかには、1か月で310時間の残業を行わせて
いたところもあったということです。
長時間労働を是正するため、ことし6月に成立した
働き方改革関連法で、時間外労働の罰則付きの
上限規制が大企業では来年の4月1日から、
中小企業では再来年の4月1日からそれぞれ
始まります。
厚生労働省は「違反を行う事業所は依然として多く、
長時間労働の是正に向けて監督指導を徹底したい」
としています。
【転載終了】
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働き方関連法案でどれだけ歯止めが効くか?
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