男女で大きく違う「貧乏でも子供を産むことに共感できない理由」
Suzie
【転載開始】
■男女で大きく違う「貧乏でも子供を産むことに共感できない理由」
2015.02.14の記事です。
今、子供の貧困が問題視されていますよね。
あなたは、貧乏でも「子供がほしい」と思えま
すか?
実は、国税庁が平成25年に実施した民間
給与実態調査結果によれば年収300万円
以下の世帯は40.9%にも達しています。
生活が苦しい時でも子供を作ろうとするのは、
どうなんでしょうか?
もちろん、結婚前に子供ができていたら話は
別ですが……。
疑問に思い、30代の男女100人に
「貧乏でも子供を産もうとすることに共感できま
すか?」というアンケート調査を実施しました。
すると、30人が「貧乏でも子供を産みたい」と
いう結果に! やっぱり産みたい方は少なから
ずいるんですよね。
とはいえ、70人は「貧乏でも子供を産むことに
共感できない」と回答しました。
この回答を分析すると非常に興味深い男女差
があったので、以下から詳細をお伝えします!
■女性は子供の気持ち・男性は外部要因を重視だった
最初は、「貧乏でも子供を産みたい」と答えた
男女のコメントから。どれも、なかなか給与水準
の上向かない時代にも関わらず、力強い声
ばかりでした。
「子育ての責任とれるなら貧乏でも問題ない」
「子孫を残そうと思うこと自体は通常のことであり、
どんな形でも子供を育てる環境がないことがおか
しいと思う」
「子供は宝。出産育児にお金がかかりすぎる
この国を変えるべき。少子化対策」
一方、「貧乏でも子供を産むことに共感できない」
と答えたのは、女性44人・男性26人。
それぞれの理由を見ていくと、
「やっぱり男性と女性では考え方が違う」と実感
させられてしまいました。
■貧乏でも子供を産むことに共感できない女性の声
まず、「共感できない」と答えた女性からは、
次のような子供の幸せを第一に考えた声が
多く寄せられました。
「お金がないと、子供は育てられないと思う。
子供だってかわいそう」
「親が子供に与えられる最大の物は愛情以外
には教育だと思います。貧困ゆえに教育も満足
に受けさせられない親は、もはや親ではないと
思う」
「子供に罪はないので、自分で幸せに出来ない
のなら産む資格はないと思います」
母性本能からか、優しさ溢れる意見ばかり。
その次に、お金や計画性に触れたものが44人中
8人という結果になりました。
■貧乏でも子供を産むことに共感できない男性の声
そして「共感できない」と答えた男性からは、
次のような収入面や計画性などの外部要因
に触れた意見が届きました。
「子供を産むのならお金がある時に産むべき」
「共感は出来ないが、ただ国も助成していくべき」
「現在では、親の収入が子供の将来を決める大き
な要因になっているから」
「(計画性のない)ビッグ・ダディとか、バカなの?」
女性は生まれてくる子供が嫌な気持ちにならない
ことを第一に考えた上で、そして男性は社会環境
や生活環境を見通した上で、「貧乏でも子供を産む
ことに共感できない」という感じですよね。
単に「貧乏でも子供を産むことに共感できない」と
いう男女で一致した意見でも、中身を見ればまるで
違う男女の考え方。
だからこそ、男女は助け合って子育てをしていける
のかもしれませんね。
さて、みなさんは貧乏でも子供を産もうとすること
に共感できますか? ぜひご意見をお聞かせください。
(文/西山雄貴)
【転載終了】
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現実的には、貧富差で教育環境が決まり、
学力差が出ているのも事実です。
日本には東欧と違い、子供は国の財産
という意識が政治レベルで薄いのかもしれ
ません?
今の環境が戦後70有余年の自民政治の
帰結かもしれません。
旧民主政権が政治を変える最後のチャンス
だったのかも・・・
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