党内からも驚き 安倍陣営が血道上げる地方議員“接待攻勢”
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■党内からも驚き 安倍陣営が血道上げる地方議員“接待攻勢”
2018年8月15日
9月に行われる自民党総裁選。
国会議員票の8割を固めた安倍陣営は、
地方票でも石破茂氏(61)に大差を
つけようとシャカリキになっている。
ただ、もともと安倍首相(63)は人気がない
だけに支持を得るのは簡単じゃない。
地方票を稼ぐために、露骨な接待攻勢を
かけている。
「現職の総理総裁でここまで総裁選に
血道を上げる人は見たことがない」――。
多くの自民党議員は驚いているらしい。
実際、安倍首相は、国会会期中から国政
より総裁選を優先。
「西日本豪雨」の時、被災者を見捨てて
自民党議員50人と「赤坂自民亭」と称する
酒宴で酒盛りをつづけていたのも、
総裁選対策だった。
歴代の総理総裁と大きく違うのは、
“首相官邸”や“総理公邸”に地方議員を
頻繁に招いていることだ。
1日に2組、3組と招待することもある。
7月25日には、愛知県議と山口県議を公邸に、
岡山県議を官邸に招いている。
信じられないのは、「西日本豪雨」の被災者が
苦しんでいた7月9日と10日にも、総裁選の
票固めのために、地方議員を官邸と公邸に
招待していることだ。
“被災者”よりも“総裁選”という考えは、
「赤坂自民亭」でドンチャン騒ぎしていた時だけ
ではなかった、ということだ。
この官邸と公邸での接待攻勢、実は、
安倍首相の不人気が原因だという。
「もともと、安倍首相は、地方票を固めるため
に全国各地に足を運ぶつもりでした。4月以降、
大阪、北海道、滋賀、埼玉……と、全国を行脚
していた。ところが、この地方回りに、受け入れ
先は内心、大ブーイングだったといいます。もと
もと、安倍首相に対して不信感を持っているうえ、
受け入れの準備が大変ですからね。さすがに、
首相周辺も気づいたのではないか。7月以降は、
安倍首相が現地に行くのではなく、官邸や公邸
に招待するようになった。これなら、地方議員も、
普段は入れない官邸や公邸に行けて喜ぶし、
お客さまとしてオモテナシできる、というわけです。
地方議員のなかには、官邸詣での後、銀座や
赤坂に繰り出すことを期待している者もいるかも
知れませんね」(自民党関係者)
どうやら安倍陣営は、9月の総裁選まで、
官邸や公邸への招待をつづけるつもりらしい。
しかし、県議や市議への接待が、はたしてどこ
まで有効なのか。
「たとえ地元の国会議員や県議、市議が命じ
ても、党員が『はい、わかりました』という時代
じゃありませんよ。なにしろ、地方にはアベノ
ミクスの恩恵はまったく及んでいない。人口減
と衰退が加速しているだけです。格差がどん
どん開いている。しかも、西日本豪雨で分かった
ように、安倍首相は地方を見捨てている。どこ
まで、安倍首相に党員票が集まるのか疑問です」
(政治評論家・本澤二郎氏)
ここまで「地方票対策」をやりながら、
もし石破茂氏が地方票の4割、5割を奪ったら、
たとえ“総裁3選”を果たしても、
安倍政権はそう長く持たないのではないか。
【転載終了】
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実際には、安倍支持は30%前半では
ないかと思うんですよね。
前からマスコミの忖度で下駄をはかせて
いる可能性がありますからね。
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