石破氏のモリカケ蒸し返しに安倍氏激怒、竹下派飛び上がる。
週刊ポスト 2018年9月7日号
【転載開始】
■石破氏のモリカケ蒸し返しに安倍氏激怒、竹下派飛び上がる
※文字お越し。
自民党総裁選は、恫喝あり、ネガキャンあり、
さらには直前のルール変更ありの“仁義なき戦い”
の様相を呈している。
安倍晋三首相は夏休み中、静養先の山中湖畔
の別荘に大臣や党幹部を次々に招いて勢力を
誇示してみせた。
ゴルフも3回、とくに小泉純一郎氏、森喜朗氏、
麻生太郎氏という3人の首相経験者とラウンド
した“総理コンペ”では、政権に批判的とされる
小泉氏を含めて「元総理たちはオレを支持して
いる」とアピールした。
いまや勝利は明らかなように見える安倍首相
だが、その目は笑っていない。
「石破(茂)本人と石破についた議員は徹底して
干し上げる」
自民党内には安倍首相自身が語ったと
される言葉が大きな波紋を広げている。
安倍側近が語る。
「総理は石破氏が総裁選で森友・加計学園問題
を蒸し返そうとしていることに腸が煮えくり返って
いる。石破氏に味方した者も許さないつもりだ」
飛び上がったのは竹下派の議員たちだった。
派閥会長の竹下亘氏が石破支持を正式表明し、
自民党5大派閥の中で唯一、石破氏の援軍に
なると見られていたが、8月21日に開かれた
安倍支持派閥の合同選対会議には、
なんとその竹下派の事務総長が参加した。
同じ日には同派最高幹部の吉田博美・参院
幹事長が「(石破氏の安倍首相への)個人攻撃
は非常に嫌悪感がある」と露骨に非難してみせた。
石破陣営の切り崩しが始まったのだ。
安倍首相は議員の造反と党員票を不安視して
いる。
安倍支持を決めた派閥の中には、お友達優遇
人事でいつまで経っても大臣になれない不満組
の議員がかなりの人数にのぼる。
総裁選の投票は無記名で行なわれるため、
本番では思わぬ数の造反票が出る可能性がある。
そうなれば首相は総裁選後に党内に一定の
「反安倍勢力」を抱えることになり、
いつ足をすくわれるかわからない。
そこで安倍陣営は面従腹背の造反者をあぶり
出す準備をしている。
「総裁選の党員票は各県連ごとに開票するから、
どの議員の選挙区に住む党員が石破氏に多く入れ
たかわかる。たとえ本人が安倍総理に投票したと
言っても、地元から大量に石破票が出ていれば
党員票集めをサボっていたのは明らかで、造反と
見なされる」(細田派議員)
党員票での圧勝も至上命題だ。
前回、石破氏と争った2012年の総裁選で党員票
で完敗した安倍首相は、今回こそ党員票でも圧倒
して見せなければ示しがつかない。
そこで自民党執行部(総裁選挙管理委員会)は
土壇場になって党員投票のルールを“安倍有利”
に変更した。
党則では、総裁選の投票資格があるのは党費を
連続2年納めた党員約90万人だが、今回は
「18歳以上、20歳未満の党員にも選挙権を与える
ため」という口実で特例として入党1年目
(党費納付1回)の党員約16万人全員に投票権を
与えることを決めた。
「自民党は安倍政権下で党員拡大運動を展開
してきた。新規党員の獲得者数がダントツに多か
ったのは安倍支持を決めている二階派。投票資格
の拡大は、そのまま安倍総理の得票アップにつな
がる」(同前)という計算がある。
安倍首相がなりふり構わず党内の締め付けを
強めていることこそ、党員や議員の批判票に怯える
焦りの裏返しといっていい。
【転載終了】
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どこまで“ケツの穴が小さい人間”なんで
しょうかね。(汚い表現失礼しました)
まあ、それに震え上がって、安倍支持の
議員もどうかと思いますが。
チェ・ジウさんが言ってました。
「ヤクタタジュ~!」って。
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