現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報!

永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報


【転載開始】


■安倍首相、北海道地震を自民党総裁選に利用…

 混乱する被災地の視察が復旧の妨げに


 近畿地方を中心に大きな被害をもたらした

「平成30年台風第21号」(8月28日発生、

日本上陸は9月4日)の被害状況もまとめ

きれていない9月6日未明、北海道胆振

地方東部を震源とする最大震度7の地震が

発生しました。

亡くなられた方もいらっしゃいます。

心よりご冥福をお祈りいたします。


■政府の地震対応に永田町からも批判


 この原稿を書いている9月11日現在、

道内の停電はほぼ復旧するなど、

ライフラインの回復が報じられていますが、

今回は特に大規模な停電が問題になり

ました。

地震の発生が午前3時8分とまだ暗い時間

帯だったにもかかわらず、電灯すらつかない

なんて、怖すぎますよね。

しかも、その状態が何日も続いたのです。


 被災された方は、「ベッドから落ちそうに

なるくらい揺れて、何が起きているのか

まったくわからなかった」とおっしゃって

いました。

そのくらい、ドスーンと突き上げるような

揺れがあったようです。


 その後も強い余震が続くなど予断を許さ

ない状況で、1日も早い復旧を祈るばかり

ですが、政府の対応には永田町からも批判

の声が出ています。


 特に、停電の対策と交通網の整備は今後

の課題だと感じました。1カ所の大規模発電所

に依存する構造では非常時に広範囲の停電

が起きるのは当然ですし、陸海空の交通網も

全体的な見直しが必要です。


 特に、空港は問題でした。

新千歳空港は閉鎖されましたが、被害が少な

かった帯広空港は全道が停電するなかで

地震翌日の7日に自家発電で対応し、通常

通りの運航を行いました。


 しかし、道路に損傷はなかったものの、

信号機が作動せず、安全を保証できないため

に帯広駅と帯広空港を結ぶバスが運休した

ことで、8日は欠航が相次ぎました。

また、乗客なしの飛行機を羽田空港から帯広

まで飛ばすなど、搭乗を希望する人たちとして

は納得できない状況もありました。


 札幌方面から陸路で帯広空港に向かった人

たちは、完全に足止めを食らいました。

ビジネスはもちろん、本州からの観光客も、

家族が心配で帰省したかった道民も、

相当がっかりしたことでしょう。


 突然の地震発生で混乱もあったでしょう。

非常時に少しでもリスクを回避したい航空会社

やバス会社の事情もわかります。

しかし、復旧の優先順位については事前に政府

がきちんと決めておくべきではないでしょうか。


■停電で多くの食品が廃棄に


 もうひとつ、食料の問題もありました。

停電が長く続いたため、道内のスーパーマー

ケットなどでは冷蔵や冷凍の食品を廃棄せ

ざるを得ないケースもあったようです。

腐敗していたわけではなく、あくまで食品

安全基本法上の理由からです。

非常時ですから、まだ食べられるものを大量

に捨てるというのは被災者にとって不利益

ですし、単純にもったいないですよね。


 もちろん、傷んでしまっている場合は別ですが、

単純に法律上の制約がネックになるのであれば、

非常時には柔軟に対応できるようなシステムが

必要だと痛感しました。


 こうした問題は過去の災害時にも問題になって

きましたが、国会で法制化するのはハードルが

高いのです。

そのため、自治体の条例などで

「非常時には当事者同士の判断を優先する」など

としたらいいと思いますが、みなさんはどう思い

ますか?


■「復旧見込みは総理から」…箝口令も


 猛暑、台風、地震と続いて、自民党総裁選挙

です。


 神澤は、「やっぱり報道は公平じゃないなぁ」と

感じます。

安倍晋三首相の立候補表明は9月7日でしたが、

その前の5日午後には「安倍首相が関西空港の

早期復旧について国土交通省に指示した」という

ニュースが流れました。

また、安倍首相は同日にツイッターで

「空港機能の早期復旧に全力で取り組んでいく」

と投稿しており、災害対応をアピールしています。


 正直、「それ、総理大臣が対応することですか?


 総裁選前に露出を増やすためですか?」と

感じざるを得ませんでした。

どうやら、関係者の間には箝口令が敷かれ

「復旧見込みは総理から発表させる」ということ

になっていたようです。


 また、地震発生後の関係閣僚会議では、

その時点で死亡者や行方不明者の数が報じられ

ていましたが、わざわざ安倍首相から最新の数字

が伝えられ、その様子がメディアを通じて流れま

した。

このときも、「総理から最新の情報をメディアへ」と

いう意図があったそうです。


 そして、安倍首相は9日に北海道入りして被災地

を視察しています。

そもそも、今回の地震被害をめぐっては、

菅義偉官房長官と北海道庁の間で死亡者数が

食い違っていたことが一部で混乱を招いていま

すが、政府としては災害対応に全力で取り組ん

でいる姿勢をアピールしたいのでしょう。


 今回の総裁選では、石破茂議員に対する取材

も多いようですが、現職の安倍首相は災害という

予想外の事態をうまく利用してメディア露出を増や

しているように感じます。


 まだまだ大混乱が続く被災地に、わざわざ首相

が足を運ぶ必要が本当にあるでしょうか?


 現場の関係者は「知事が来るだけだって迷惑

なのに……」とぼやいていました。


 首相や知事が視察に来るとなれば、警備も含め

て準備がとても大変になります。

また、取材する報道陣もぞろぞろとついてきます。

復旧作業にあたるはずの職員も視察の受け入れ

に回らざるを得ないため、ますます復旧が遅れて

しまいます。

そのため、「総裁選の期間中に視察なんて、自分

のことしか考えていないのか?」と被災者たちは

怒っているのです。


 地震が起きてから、目立っているのは明らかに

石破議員よりも安倍首相です。災害対応にあたる

安倍首相の動向は逐一報道されますが、そのぶん

石破議員のメディア露出は相対的に減ってしまって

います。

議員秘書たちも、「これは公平じゃないよね」と言って

います。


 災害を考慮して総裁選の活動は規模を縮小して

行われていますが、「北海道で行うはずだった

街頭演説ができなくなったから、総理は北海道へ

視察に行ったのでは」という話も聞こえてきました。


 このような状況で、台風や地震で被災した自民党員

はどちらを選択するのでしょうか。

「防災省」の創設を提案し、防衛大臣や農林水産大臣

としての経験から現場をよく知る石破議員か、

長く首相を務めていて災害対応まで選挙に利用して

しまう安倍首相か。

結果が楽しみですね。


 さらに、沖縄県知事選挙の告示も13日に行われます。

すでに、与野党が双方のネガティブキャンペーンを

始めており、激しい戦いが予想されます。

こちらのゆくえも気になります。

(文=神澤志万/国会議員秘書)


【転載終了】

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全ての行動を総裁選のためにやっているという

感じですね。


 安倍首相の“セコどん”ぶりはすでに皆さん

ご存知だと思います。


 問題は、NHKをはじめとするマスコミ各社

の忖度ぶりです。


 国内のマスコミが知らせないので国民は

知りえないのでしょうね。


 海外は日本のマスコミの、このような姿勢

をバカにしているのにマスコミ各社は、安倍

首相の覚えめでたければいいのでしょうかね?

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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