米中経済対立激化・・・

 NHK NEWS WEB 


 【転載開始】


 ■米 過去最大の対中制裁発動

  中国は同時に報復 対立激化へ

  2018年9月24日


  アメリカのトランプ政権は、 

中国からの輸入品に関税を上乗せ 

するこれまでで最大の制裁措置を 

日本時間の午後1時すぎに発動し、 

輸入品のほぼ半分が制裁の対象 

になりました。 

中国も同時に報復措置を発動し、

 アメリカからの輸入品の70%以上 

に高い関税がかけられます。


  トランプ政権は、ワシントンで日付 

が24日に変わった日本時間の午後 1時

すぎ、中国からの2000億ドルの 輸入品に

10%の関税を上乗せするこれまでで最大の

制裁措置を発動 しました。


  対象には食料品やかばん、

それに 電器製品など生活に身近な製品も 

含まれ、これまでの措置と合わせると 

輸入品のほぼ半分が制裁の対象に なりました。


  一方、中国もアメリカの制裁と同時 

にLNG=液化天然ガスなど600億ドル 

の輸入品に関税をかける報復措置を発動し、

アメリカからの輸入品の70% 以上に関税を

上乗せすることになり ました。


  トランプ大統領は、 

「中国が報復措置をとるなら、追加で 2670億

ドルの制裁措置を実行する」と 述べ、

次は中国からのほぼすべての 輸入品を制裁の

対象にする構えを 見せています。


  米中両国は、貿易問題を話し合う ため、

今月、閣僚級の協議を開くこと で、

一時調整に入りましたが、開催は見送りになる

見通しで、 両国の貿易をめぐる対立は激しくなる

 一方です。


 ■エスカレートする米中貿易摩擦  


 発端はことし3月、トランプ政権が、

 通商拡大法232条に基づいて鉄鋼製品 に25%

アルミニウムに10%の関税を上乗せして輸入

を制限する措置を発動 したことでした。


  これに反発した中国は、アメリカから輸入

する豚肉など、128品目に高い 関税をかけて

対抗しました。


  トランプ政権は、それにとどまらず中国 が

アメリカのハイテク技術を不当に手に入れて

知的財産権を侵害しているとして通商法301条

に基づいて、25%の関税を上乗せする制裁措置

に踏み出しました。


  ことし7月、第1弾として中国製の産業用 

ロボットや航空、鉄道関連の製品など 818品目、

340億ドル規模の輸入品に関税 をかけました。 

対する中国はアメリカ産の大豆や牛肉、 自動車

など545品目に25%の関税を 上乗せして報復。 

規模はアメリカと同じ340億ドルでした。


  第2弾は先月。

アメリカは中国製の プラスチック製品や半導体、

それに 光ファイバーなど279品目、160億ドルの

輸入品を対象にしました。

 中国も負けず、アメリカからの航空燃料や、

 ディーゼル車、医療用機器など333品目 に同じ

規模で報復の関税をかけて対抗 しました。


  トランプ政権は、中国による報復にさらに

 対応をエスカレートさせ、今回第3弾の 制裁と

して、これまでの規模を大きく上回る5745品目、

2000億ドル規模の 輸入品に対する関税の上乗せ

を発動。 

これまでのようなハイテク製品だけでなく、

 豚肉やビール、ワインなどの食品・飲料を はじめ、

家具、かばん、帽子、それに 掃除機や冷蔵庫と

いった電器製品など 生活に身近な消費者向けの

幅広い製品 が含まれ、中国からの輸入品のほぼ半分 

が制裁の対象になりました。


  中国も、アメリカからのLNG=液化天然ガス

 やコーヒー豆、金属加工機械、それにおもちゃ など

5207品目、金額にして600億ドル規模の 輸入品に

関税を上乗せして対抗しました。 

アメリカからの輸入品の70%以上が関税 上乗せの

対象となりました。 


 【転載終了】 

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  世界1位、2位の経済大国で貿易戦争が 起きた

ことで、世界経済にも大きな悪影響 を与えること

になるでしょう。


  日本の自動車にも飛び火する気配であり、 

円高/株安が進行するのでしょうか?


  先週から買いを入れていますが、なかなか 

下がらず、希望通りの額で買うことができま せん。


  今週は買えるような気はするのですが?


  とりあえず、買って売っての繰り返しで、 

小銭を稼ぎ、気長に下がるのを待ちますかね。 


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